今年のインターハイは遠く離れた熊本県。長野県選手団は5日に松本から空路福岡入りし、バスで開催地である熊本県菊池市に到着いたしました。レース会場:予想通りの猛暑、というか熊本市内では連日35度以上の日が続いているとのことで、暑さ対策の必要性を感じます。個人的にはここを訪れるのは(98社会人、99国体に続き)3度目ということもあって遙々来たという割には勝手が分かっていてリラックスできました。
ただし2年前に「お、やるなぁ」と思わせたビデオ撮影用の空中カメラは(当然のように?)影も形もなく・・・練習配艇:前日に熊本入りした長野勢は疲れもなく、初日の配艇練習へ。使用艇は男子用ダブルの一部と、国体に種目のなかった女子用ダブルが新たに増えていて、これらは国体時の艇よりも若干構造的に改良が加えられているようでした。
各クルーとも、大きなトラブルなくリギング終了。トータル100分の配艇時間ということで練習時間は十分すぎるくらいだったと思います。宿舎:勝手知ったる菊池温泉。今回のお宿は「望月旅館」。予想よりも快適なお宿で満足。サービスも親切丁寧。個人的には合格点(というか去年の遠征がひどかったからなぁ??)そうそう風呂もなかなかグッドでした。(ただし女風呂が狭いという噂も:未確認情報)
なにより安心したのが、H"もバリバリつながるモバイル環境。これですべて万全デス。
その他の写真などなど
諏訪清陵M1X:みっちー選手 岡谷南W1X:小泉美沙子選手 岡谷南M2X カッコイイ佐藤先生
クリックしてもビックリしないで下さい岡谷南W4X+
練習配艇2日目。各クルーとも順調に調整を進めているようです。
新兵器10倍ズームでぢかめの調子が良く、ついつい余計な写真をいっぱい撮ってしまいました・・・(^^;
諏訪実業W2X 監督・コーチ交流会@菊池女子高
必見:踊る芦○先生??
今日は練習配艇最終日。配艇時間が70分と短めでしたが問題なく各クルーともレースに向けた確認ができたようです。午後は菊池市の文化会館にて開会式と代表者会議。間にエアロビクスや日本舞踊のアトラクションもあって意外と楽しめました。かつて炎天下の中で行われた頃と比べると、ずいぶん配慮の行き届いた運営になった気がします。
その他の写真などなど
オール置き場もスカルのみ・・・これも時代の流れなんですねー
エアロビクスのアトラクション 開会式場の長野県選手団 開会式 菊池女子高による演技
予選突破の岡谷南クルー
【M1X】諏訪清陵高・三井久士
岡谷南M2X:山本、松木こんび 岡谷南W1X:小泉美沙子選手 男子ダブル予選750m過ぎでトップに立つ岡谷南クルー
予選5位(総合20位)→10日の敗者復活へ
前半はハイレートで好位置に付けるも後半詰められて4位に 惜しくも届かず5位。今の力は出せたと思うが、もう一踏ん張り すれば3日目への展望が開けてくると思う。敗復はタイム的に 十分狙えるので気を引き締めて臨みたい。=================================================== 神奈川県 津久井高校・五十嵐 1’54”67 3’56”45 3位 ⇒準々決勝へ 岐阜県 八百津高校・佐藤 1’54”17 3’54”03 2位 ⇒準々決勝へ 佐賀県 唐津西高校・宮谷 1’49”34 3’48”09 1位 ⇒準々決勝へ 秋田県 秋田高校・北林 1’56”14 4’00”41 4位 長野県 諏訪清陵高校・三井 1’56”49 4’00”60 5位 山口県 西市高校・長谷川 1’52”77 4’01”52 6位 ===================================================【W1X】岡谷南高・小泉美沙子
予選2位(総合15位)→11日の準々決勝へ
スタートからリードを奪い、安定した漕ぎで中盤過ぎまでレースを 引っ張るが、2レーンの宮川高が追い上げラストスパートで逆転。 2位で予選を突破し3日目の準々決勝に進出。=================================================== 千葉県 国府台高校・山田 2’43”97 5’30”17 5位 三重県 宮川高校・小野 2’09”47 4’20”92 1位 ⇒準々決勝へ 兵庫県 洲本高校・藤川 2’11”11 4’46”01 4位 青森県 田名部高校・久慈 2’10”91 4’27”00 3位 ⇒準々決勝へ 長野県 岡谷南高校・小泉 2’08”05 4’22”17 2位 ⇒準々決勝へ ===================================================【M2X】岡谷南高
予選1位(総合9位)→11日の準々決勝へ
スタートは他のクルーが積極的にとばし、500mを3位争いで通過。 ここから安定した漕ぎでトップを奪取。750mでは1艇身。ラストで 若干詰められたものの見事に1位でゴール。=================================================== 長野県 岡谷南高校 1’46”40 3’38”81 1位 ⇒準々決勝へ 岡山県 備前高校 1’51”21 3’45”35 5位 青森県 むつ工業高校 1’45”71 3’39”86 2位 ⇒準々決勝へ 京都府 伏見工業高校 1’47”33 3’41”39 3位 ⇒準々決勝へ 鹿児島県 鹿屋高校 1’51”91 3’56”57 6位 山梨県 富士河口湖高校 1’49”60 3’43”41 4位 ===================================================【W2X】諏訪実業高
予選4位(総合12位)→10日の敗者復活へ
スタートから唐津東と湖南が抜け出し、諏訪実は隣レーンの富士河 口湖との競り合いになる。800m過ぎまでまったく互角のままスパー トするも、レートの上がりきらないままゴール。0.2秒差で4位となり 明日の敗復に回ることとなった。 なお、敗復まわりの中ではダントツのトップタイムなので、明日以降 の巻き返しに期待したい。=================================================== 佐賀県 唐津東高校 1’55”03 3’54”05 1位 ⇒準々決勝へ 福島県 湖南高校 1’57”27 4’00”52 2位 ⇒準々決勝へ 兵庫県 加古川西高校 2’07”25 4’18”33 5位 山口県 西市高校 2’08”92 4’19”96 6位 山梨県 富士河口湖高校 2’03”11 4’08”90 3位 ⇒準々決勝へ 長野県 諏訪実業高校 2’03”95 4’09”11 4位 ===================================================【M4X+】岡谷東高
予選2位(総合12位)→11日の準々決勝へ
男子のクオドルプルは混戦模様。3'20"台前半に10数クルーがひしめく 状態で、どのクルーが決勝に残ってもおかしくない状況。 岡谷東の組はやはり混戦であったが、コンディション的にはあまり良くな い条件下でのタイムなので、十分上位を狙える可能性はあるはず。 明日はよく休んで3日目以降に向けて集中力を高めていって欲しいですね。=================================================== 岩手県 山田高校 1’41”55 3’26”38 4位 京都府 東舞鶴高校 1’40”46 3’24”50 3位 ⇒準々決勝へ 鳥取県 米子工業高校 1’45”92 3’33”50 5位 長野県 岡谷東高校 1’40”10 3’24”07 2位 ⇒準々決勝へ 長崎県 大村高校 1’40”83 3’23”74 1位 ⇒準々決勝へ ===================================================【W4X+】岡谷南高
予選5位(総合34位)→10日の敗者復活へ
5艇レースで、スタートから大きく遅れる展開。500mでトップの加茂高 と12秒差。ゴールで28秒差。実力的に厳しいレースであった。=================================================== 千葉県 小見川高校 2’01”74 4’08”33 4位 岐阜県 加茂高校 1’51”15 3’48”69 1位 ⇒準々決勝へ 島根県 松江東高校 1’56”92 3’59”07 2位 ⇒準々決勝へ 山形県 酒田東高校 1’56”61 4’02”11 3位 ⇒準々決勝へ 長野県 岡谷南高校 2’04”44 4’16”36 5位 ===================================================
まさかの3クルー全滅??!!【M1X】諏訪清陵高・三井久士
予選のタイム的には2位だが、コンディションの違いを考えると競り合いになることも想定して「勝負」にこだわることを確認して岸蹴り。
やや逆風の中スタート。順当に3番手に付けるが4位との差は僅差。
500mは3位通過。ここから大村城南にジリジリ追い上げられ逆転を許す。
750mで3位と約1艇身。ラストでレート41まで上げるが艇速が思ったように伸ばせず半艇身差まで詰めたところでゴール。無念の4着。
3日目に残ることができなかった。
=================================================== 徳島県 徳島市立高校・今田 2’20”65 4’37”41 6位 宮城県 塩釜高校・大元 1’56”40 4’00”60 1位 ⇒準々決勝へ 山形県 金山高校・栗田 1’58”11 4’02”94 2位 ⇒準々決勝へ 長野県 諏訪清陵高校・三井 2’01”73 4’07”65 4位 長崎県 大村城南高校・波多 2’02”16 4’06”66 3位 ⇒準々決勝へ 熊本県 熊本高校・竹野 2’15”02 4’32”16 5位 ===================================================【W2X】諏訪実業高
敗復まわりの中ではダントツのトップタイムのはずだったのだが・・・
スタートからあまり切れが良くない感じではあったが、500mは4位と1艇身差の3位を確保。そのまま逃げ切るかと思われた矢先に腹切りっぽい?形で失速(ブイを引っかけたか?)。あっと今に坂出商に差され、懸命に追い上げたが焦りもあって思うように艇速が伸びずそのままゴール。まさかの敗復落ちという結果であった。
=================================================== 千葉県 国府台高校 2’30”90 5’04”14 5位 神奈川県 横浜商業高校 2’02”14 4’06”95 1位 ⇒準々決勝へ 長野県 諏訪実業高校 2’06”30 4’22”27 4位 福井県 若狭高校 2’03”53 4’10”64 2位 ⇒準々決勝へ 香川県 坂出商業高校 2’08”18 4’19”28 3位 ⇒準々決勝へ ===================================================【W4X+】岡谷南高
4艇レースの2位までが準々決勝となるレース。
スタートは飛び出し、「もしや」と期待させるが他艇が徐々にコンスタントを伸ばしてくると集団に吸収され3位へ。タイム的に苦戦を覚悟していただけにやむを得ないことではあるが、この経験を生かせなければ来年の状況はさらに厳しくなるだろう。(長野県全体が・・・)=================================================== 福岡県 若松高校 2’15”85 4’28”70 4位 香川県 坂出高校 2’03”67 4’10”26 2位 ⇒準々決勝へ 福島県 喜多方商業高校 2’04”05 4’05”63 1位 ⇒準々決勝へ 長野県 岡谷南高校 2’06”32 4’13”93 3位 ===================================================
以下は準々決勝の組み合わせです
※[かっこ]内は予選タイムです。 (ただしコンディションの違いがあるため必ずしも実力を反映しません)【W1X】岡谷南高・小泉美沙子
伏見工業との2位争いか。前半でリードできれば勝てるはず。
=================================== Race No.73 8/11 9:10 準々決勝 2組 1 島根県 松江北高校・大野 [4’29”66] 2 長野県 岡谷南高校・小泉 [4’22”17] 3 滋賀県 大津高校・青山 [4’09”69] 4 京都府 伏見工業高校・樫原 [4’19”46] 5 熊本県 菊池女子高校・園田 [4’50”02] 6 岡山県 岡山東商業高校・荒木[4’54”29] ===================================【M2X】岡谷南高
タイム的には準決勝を狙える位置だが油断禁物。水産高が抜け出し 岡南、潮来、本荘の三つ巴になると予想。予選のように出られても コンスタントで抜き返す冷静さがあれば大丈夫。=================================== Race No.91 8/11 12:20 準々決勝 4組 1 鹿児島県 鹿屋高校 [3’56”57] 2 茨城県 潮来高校 [3’41”91] 3 山口県 水産高校 [3’30”69] 4 長野県 岡谷南高校 [3’38”81] 5 島根県 江津工業高校 [3’48”13] 6 秋田県 本荘高校 [3’42”70] ===================================【M4X+】岡谷東高
混戦模様の男子クオドだが、岡谷東クルーは十分に決勝を狙える
位置にいる。前半は混戦。ここから抜け出して最終日にコマを進めて 欲しいものデス。=================================== Race No.94 8/11 12:50 準々決勝 3組 1 広島県 廿日市高校 [3’31”61] 2 岡山県 関西高校 [3’26”70] 3 神奈川県 横浜商業高校 [3’21”49] 4 長野県 岡谷東高校 [3’24”07] 5 大阪府 桜宮高校 [3’31”21] 6 石川県 小松高校 [3’27”30] ===================================
W1X,M2X → ともに3位で惜しくも最終日に残れず
M4X+ → 2位で明日の準決勝(Best12クルー)に進出!!【W1X】岡谷南高・小泉美沙子
スタートから前半の艇差がそのまま勝負の分かれ目となった。
後半も思うように伸ばせず3位でゴール。
パワーのある選手だが、シングルでのタフな全国レベルレースではなかなか勝ち上がるのは難しいものだと実感させられた。=================================== Race No.73 8/11 9:10 準々決勝 2組 島根県 松江北高校・大野 2’07”77 4’18”51 5位 長野県 岡谷南高校・小泉 2’03”21 4’11”68 3位 滋賀県 大津高校・青山 1’56”00 4’01”34 1位 ⇒準決勝へ 京都府 伏見工業高校・樫原 1’59”98 4’06”85 2位 ⇒準決勝へ 熊本県 菊池女子高校・園田 2’04”62 4’16”71 4位 岡山県 岡山東商業高校・荒木 2’19”53 4’39”72 6位 ===================================【M2X】岡谷南高急に降り出した雨の中でのレースとなった。前半は3番手につける展開 600mで艇速を伸ばし2位に浮上するも同じく後半伸ばしてきた水産高 がトップに。一度は落ちかけた潮来もこれを追ってスパートし、岡南は 3位に後退。ラストクオーターの体力勝負で残念ながら敗退。
リギング中 出艇 =================================== Race No.91 8/11 12:20 準々決勝 4組 鹿児島県 鹿屋高校 1’59”45 4’01”67 5位 茨城県 潮来高校 1’54”88 3’51”06 2位 ⇒準決勝へ 山口県 水産高校 1’56”10 3’50”55 1位 ⇒準決勝へ 長野県 岡谷南高校 1’57”09 3’55”63 3位 島根県 江津工業高校 1’59”97 3’57”83 4位 秋田県 本荘高校 2’05”98 4’09”06 6位 ===================================【M4X+】岡谷東高
スタートから関西高が飛ばしてラップを取るが他はほとんど横一線。 岡谷東は集団のやや後方4位で500m通過。リズムは悪くなく、 600m過ぎからじわじわと集団から抜け出す。ラストも安定したスパー トで関西との差を保ったまま後続を引き離してゴール。 春の選抜敗復落ちの雪辱を晴らすレースであった。 準決勝進出クルーの中では通過タイムが最下位だが、コンディション の一番厳しいレースであったことを考えると、決して悲観することは ないだろう。
750m過ぎで2位に浮上 ゴール後の桟橋にて =================================== Race No.94 8/11 12:50 準々決勝 3組 広島県 廿日市高校 1’40”44 3’22”69 5位 岡山県 関西高校 1’37”08 3’18”14 1位 ⇒準決勝へ 神奈川県 横浜商業高校 1’39”34 3’21”04 3位 長野県 岡谷東高校 1’39”63 3’20”26 2位 ⇒準決勝へ 大阪府 桜宮高校 1’38”94 3’21”45 4位 石川県 小松高校 1’42”61 3’29”09 6位 ===================================明日の準決勝組み合わせは以下の通り。 混戦は必至。レース毎に磨きのかかる勝負強さで県勢4年ぶりの ファイナル(決勝)進出を狙って欲しい。=================================== Race No.118 8/12 10:40 準決勝 1組 1 宮城県 石巻高校 2 富山県 大沢野工業高校 3 愛媛県 宇和島東高校 4 岐阜県 美濃加茂高校 5 大分県 日田高校 6 長野県 岡谷東高校 ===================================
【M4X+】岡谷東高
3位までが決勝進出だが強豪揃いの準決勝。
やはり選手の緊張もいつもとは違っていたようで、スタートはやや崩し気味となってしまった。それでも優勝候補の宇和島東以外は団子状態のまま中間点を通過。ここでは岡谷東は僅差の最下位。しかし後半の安定感を徐々に取り戻して集団を追う。ゴール直前で信毎レガッタ優勝の美濃加茂を捉え、一矢報いたものの5位。決勝まであと2秒という結果に終わった。=================================== 宮城県 石巻高校 1’44”46 3’30”86 4位 富山県 大沢野工業高校1’43”45 3’28”50 2位 ⇒決勝へ 愛媛県 宇和島東高校 1’40”55 3’27”86 1位 ⇒決勝へ 岐阜県 美濃加茂高校 1’44”00 3’31”60 6位 大分県 日田高校 1’43”22 3’29”31 3位 ⇒決勝へ 長野県 岡谷東高校 1’44”75 3’31”41 5位 ===================================今回は男子クオドに限らずほとんどの種目でハイレベルな混戦が数多く見られ、高校生のすごさを見せつけられた。
岡谷東M4X+:400m付近の力漕
岡谷東クルーは、入賞クルーとも互角に戦える力を持ってはいたが、その厳しい競り合いの中で、形に残る結果(入賞)には結びつかなかった。しかし、上位との差はわずかで、それをひっくり返して決勝で漕ぐという目標を達成するチャンスがまだ残されている。
国体までの1ヶ月、自信を持って前向きに頑張って欲しいものだ。大会期間中の、みなさまの暖かい応援、本当にありがとうございました。