8日から開幕するレースに向けて、長野県選手団は本日現地入り。諏訪からの社会人・高校生組と戸田で大学生をピックアップする組など、各クルー毎に車での移動となった。レース会場:一昨年、アジア選手権も開催されて2000m8レーンが設置できる国際A級コース。ただし、コンディション的には丘の上に風車が建てられるところからして、かなりアヤシイ・・?! 今日もやや強めの斜め逆風が終始吹いていた。真夏を過ぎて暑さはそれほどでもないが、日差しはまぶしくサングラスが必須、かな。
練習配艇:使用艇はインターハイと同じ桑野の『規格艇』。練習では「使う意味がまったくないから・・・」と現地入りするまで国産艇では一切練習してこなかった長野県勢であるが、「なんだかパワーがどんどん吸い取られるようだ」(談・成年M2Xのコワイ整調)と今回の使用艇については、いたって好評(なワケないでしょ:笑)で、順調にリギング設定値を見いだしていた(ワケないでしょ:泣?!)。それにしてもこんなに重くて柔らかいフネを作れるなんて・・・素晴らしいぞIT先進国・ニッポン?!
まあ、使うフネはみんな一緒なので、諦めるしかないんですけどね・・・
宿舎:今年は各県とも種別毎に分かれた配宿。高校生は迫町内に民泊。成年女子シングルも町内のビジネスホテル。そして成年男子はぬわんと迫から海に向かって30km!風光明媚な志津川のデラックス(?)観光ホテル
今回最悪なのが、H"が全然ダメダメのモバイル環境。しょうがないので部屋の電話回線でつなげようとしたけれど、何度やっても切断されてしまい、ただいまギブアップ状態。(同じ宿舎の方、どなたか成功した方おられませんか?)
しょうがないので、H"のつながりそうなところに出向いてつないでます。くそーーq(^^)p boooo!
けふの寫眞
成年W1X:小山 成年M2X:牛山・北澤 成年M4+:藤牧・今井・柿澤・両角・宮坂てっちゃん 少年M4X+:濱・林(拓)・長崎・中島・林(武)
本日は13:00からの配艇練習。『規格艇』の感覚にも慣れつつある?ようですが、曲げ棒ごときでグニャリとイってしまうリガーはもう勘弁って感じ(なんだかせっかく角度出しても意味ない気がしてきた・・・^^;)。それにしてもホテル観洋のモバイル環境サイアク・・・
けふの寫眞
配艇練習前の成年選手団 少年M4X+と成年M4+の出艇 豪華なサポート陣(ひとしくんとがんぽん)
配艇練習最終日。例年通りのことなので別に問題ないのだが、本日の配艇は1時間のみ。成年M2Xのリギングは15分で問題なく終了。のんびりしていたら桟橋が込み合ってきて、岸を蹴ったのが結局25分過ぎになってしまった。種目毎に配艇時間をずらす配慮があればこんなことはないと思うんだけど。
さすがに3日目ともなると「規格艇」にも少しずつ順応してきたかなー(??)というところで、気持ちよく艇を上げることができた。おつかれさん。
成年男子フォアは、とにかく1レースやってみないと分からないねー。(でも岸の評判では「大穴狙い」だそうな?!)
小山と少年クオドは時間帯がずれていたので、よくわかりまへんが、それぞれ順調なことと思われまする。成年男子は昼前に宿舎に戻り、気仙沼へ。しかし雑用の私は「代表者会議」なるものに出席しなければならず、泣く泣く別行動。(宿舎の国体受付のお姉さん!「気仙沼はそんなに時間かかりませんよ」なんてウソ言わないでくださいよー。全然時間足りなかったぢゃないですかー!!)選手のみなさんはいわゆる「お魚センター」の回転寿司でたらふく楽しんだようでございます。(おみやげありがとう)
けふの寫眞
成年男子宿舎「南三陸ホテル観洋」からの風景 リギング中の少年M4X+と激励に来た協会役員の方々
◆県勢 浮上なるか夏季国体◆
宮城大会あす開幕〜ボート 成年男子の入賞焦点〜 第五十六回国体夏季大会「新世紀みやぎ国体」は8日から4日間、宮城県利府町を主会場に同県内で6競技を行う。県勢は選手、監督、役員合わせて91人の選手団が出場。昨年は入賞が競泳の3にとどまり、男女総合(天皇杯)得点で46位と低迷した。今年も厳しい戦いは避けられそうもないが、前回を上回る成績で獲得得点の減少に歯止めをかけたい。
・・・(中略)・・・
【ボート】
種別ごとの総合で得点が決まるため、県勢が得点を獲得するには成年男子のダブルスカルとかじ付きフォアで2種目で入賞できるかが焦点。
ダブルスカルの牛山、北沢ペアは二千メートルコースで争う7月の全日本軽量級選手権で5位に食い込むなど、今年は意欲的な取り組みを続けている。
大学生で組むかじ付きフォアは準決勝で敗退した昨年の雪辱を期す。全員がそろう乗艇練習が少ないため、クルーのまとまりがポイントだ。
成年女子シングルスカルの小山尚子(東京経済大)は北信越大会で実業団選手を破って1位。昨年は世界ジュニア選手権(WEB世話人訂正:アジアジュニア選手権の間違いですね)の代表に選ばれており、力をつけている選手だ。
インターハイで準決勝まで進んだ少年男子かじ付き四人スカルの岡谷東高は、経験豊富な選手がそろっており、念願の決勝進出を目指す。
・・・(以下略)・・・
(信濃毎日新聞:2001年9月7日掲載)
本日より予選がスタートしました。結果概要
・成年男子勢は順当に準決勝進出
フォア:1位 予選通過タイム9位(出場45クルー)
ダブル:3位 予選通過タイム4位(出場22クルー)
・成年女子シングル・小山
小山尚子:3位 予選通過タイム9位(出場20クルー)
→以上の予選通過クルーは十分に最終日(8位以内)を狙える位置に着けています!・少年男子
クオド:4位 予選総合12位(出場25クルー) 9日の敗者復活へ以下レース記録です
【成年男子舵手付フォア】 Race No.22 12:48 予選D 3/6あがり 1 長野 長野選抜 1'37"72 3'21"79 2 群馬 館林RC 1'43"87 3'34"51 3 兵庫 兵庫県選抜 1'48"33 3'38"26 4 福島 福島医大・会津楽水会 1'47"64 3'41"83 5 佐賀 佐賀県選抜 1'47"20 3'43"20 6 徳島 徳島県選抜 1'52"29 3'44"50 展開はぶっちぎりだったものの、クルーにとってはまだまだ納得いかない レースだった模様。それでも予選総合9位はまずまずのデキか。 とにかく学生の混成クルーは、漕げば漕ぐほど噛み合ってくる。 準決勝は、予選トップの滋賀(東レ・三洋)とタイムで僅差の富山(学生クルー) との対戦となる模様。ここが勝負所となりそうだ。 【成年男子ダブルスカル】 Race No.14 11:44 予選B 3/5あがり 1 宮城 宮城選抜 1'35"36 3'13"49 2 岐阜 中部電力岐阜 1'34"87 3'17"27 3 長野 長野選抜 1'37"74 3'18"92 4 神奈川 TRC神奈川 1'38"62 3'24"20 5 大分 大分県選抜 1'39"14 3'25"40 組み合わせとしては一番厳しい組だという予想通り、ハイレベルの争いとなった。 スタートじっくり型の長野は無難に入ったものの前半のトップとの差が大きく 後半やや詰めるにとどまった。それにしても宮城は速いね。抜群だね。 準決勝は、宮城、高知、滋賀、北海道など強豪との対戦が予想される。 【成年女子シングルスカル】 Race No.44 16:30 予選D 3/5あがり 1 東京 畑 直子 2'05"90 4'08"58 2 山形 小黒祥子 2'02"26 4'10"17 3 長野 小山尚子 2'05"47 4'11"46 4 佐賀 中村郁恵 2'09"28 4'19"95 5 徳島 尾崎由佳 2'24"52 4'46"35 競り合いの中でも順当に予選突破。 【少年男子舵手付きクオドルプル】 Race No.11 11:20 予選A 3/5あがり 1 千葉 千葉選抜 1'34"94 3'17"03 2 山口 西市高校 1'36"40 3'17"69 3 秋田 本荘高校 1'37"85 3'19"72 4 長野 長野選抜 1'41"00 3'22"37 5 長崎 大村市選抜 1'39"27 3'22"72 心配されていたスタートダッシュの遅れが響き、前半は最下位。 持ち味を発揮して後半追い上げたものの、1クルーをかわすのが精一杯。 タイムは悪くないので、敗復で良い感じをつかんで万全の準決勝を期待したい。 明日の組み合わせは以下の通りです 【少年男子舵手付きクオドルプル】 Race No.55 11:40 敗復A 2/5あがり 1 神奈川 横浜商業高 2 長崎 大村市選抜 3 長野 長野選抜 4 山梨 富士河口湖高 5 高知 高知選抜
けふの寫眞
新村長野県ボート協会会長も激励に 少年男子クオド予選:後半追い上げるも・・・ 成年男子舵手付フォア予選:ぶっちぎりですが・・・
◆県勢3クルーが準決勝へ◆
新世紀みやぎ国体ボート競技「いいね!その汗、その笑顔」をスローガンとする第五十六回国民体育大会(新世紀みやぎ国体)の夏季大会は八日、47都道府県から五千七百二十二人の選手・役員が参加して開幕した。
ボート競技第一日目は、宮城県迫町長沼ボート場(千メートル)で、成年、少年男女十種目の予選44レースを行い、県勢は三クルーが通過して十日の準決勝進出を決めた。
県選抜の成年男子舵手付きフォア(コックス藤牧宏彰、整調今井祐介、三番柿澤義紀、二番両角大介、バウ宮坂哲也)は予選22組でトップ通過(同種総合9位)。成年男子ダブルスカル(整調牛山英俊、バウ北澤勝己)は予選14組で3位(同種総合4位)を決めた。
成年女子シングルスカルの小山尚子も予選44組で3位(同種総合9位)となり勝ち上がった。
一方、少年男子舵手付きクオドルプルの岡谷東高校(コックス浜竜也、整調林拓実、三番長崎哲也、二番中島伸也、バウ林武史)は予選11組で序盤の遅れを取り戻せず4位(同種総合12位)。九日の敗者復活戦で再度、準決勝進出を目指す。(長野日報:2001年9月9日掲載)
◆ボート 3クルー 準決勝へ◆
成年女子シングルスカル小山 〜「力出し切れず・・・」予選突破に安ど〜 ○・・・ボート成年女子シングルスカルの小山は予選D組で3位。「力を出し切れなかった」というもどかしさは残ったが、準決勝進出にひと安心した。
岡谷南高時代はダブルスカルでインターハイの準決勝進出が最高成績。大学に入ってから力を伸ばし、1年目の昨年はアジアジュニア選手権のダブルスカルで優勝。今年は北信越国体で実業団選手を破り、8月末に行われたインカレのダブルスカルでは2位に入った。
今大会中は、高校の先輩で昨年のシドニー五輪に出場した岩本亜希子(日体大大学院)が小山のサポート役を務めている。小山は「いろいろ手助けしてもらい、恐縮しています」と話し、期待にこたえられる活躍を誓っていた。(信濃毎日新聞:2001年9月9日掲載)
結果概要
・成年勢はレースなし
各クルーとも順調に調整を行った模様
・少年男子
クオド:敗復3位 準決勝進出ならず以下レース記録です
【少年男子舵手付きクオドルプル】 Race No.55 11:40 敗復A 2/5あがり 1 神奈川 横浜商業高 1'45"27 3'29"23 2 長崎 大村市選抜 1'43"29 3'29"26 3 長野 長野選抜 1'48"31 3'30"58 4 山梨 富士河口湖高 1'47"76 3'33"26 5 高知 高知選抜 1'51"58 3'42"56スタートからの出遅れが大きく、前半だけでトップと完全に水の開く苦しい展開。例によって後半伸ばすも僅差で届かず・・・無念の敗復落ち。
昨日競り勝った長崎に負けてしまったのが悔やまれます。明日の組み合わせは以下の通りです
【成年男子舵手付フォア】 Race No.67 10:00 準決勝A 2/7あがり 2 宮城 東北大学INAZUMA 3 岐阜 KRC 4 長野 長野選抜 5 滋賀 東レ・三洋電機混成(C:岡西正明選手) 6 富山 富山選抜 7 愛媛 丹下造園・愛媛 8 島根 島根選抜 【成年男子ダブルスカル】 Race No.78 12:30 準決勝A 4/8あがり 1 神奈川 TRC神奈川 2 北海道 札幌RC 3 高知 四万十RC 4 宮城 宮城選抜 5 長野 長野選抜 6 滋賀 東レ滋賀 7 岡山 品川白煉瓦 8 福島 会津選抜 Race No.96 15:30 準決勝B 4/8あがり 1 福岡 福岡選抜 2 愛媛 バスターズ・愛媛 3 島根 中国電力・松江RC 4 東京 明治生命(B:金子明選手) 5 岐阜 中部電力岐阜 6 富山 富山選抜 7 茨城 茨城選抜 8 大分 大分県選抜 【成年女子シングルスカル】 Race No.92 14:50 準決勝C 2/4あがり 5 長野 小山尚子 6 北海道 室崎亜樹 7 福井 山口暁子 8 岐阜 田中 愛 【成年男子シングルスカル】 Race No.80 12:50 準決勝B 3/5あがり 4 青森 高橋重広 5 徳島 下鳥健吾 6 岩手 佐藤聖一 7 岐阜 長谷川隆之 8 茨城 杉江 篤以上です。明日の各クルーの活躍にご期待下さい。
けふのすくーぷ(?)寫眞
某所でヒミツの特訓に汗を流す成年男子フォア
あれ?日田高校もいるぞ!!!?
大会3日目。実は昨晩から台風で決勝レースを10日に繰り上げるという噂は聞いていたのだが、それが現実となってしまった。レース間隔を8分に詰めて、準決・決勝を1日でこなすスケジュール。組み合わせとレース順はそのままなので、後の組ほど当初の予定よりも大幅に時間が前倒しになる。これはちょっとツライところだ。成年男子のフォアは最初のレースなのでほとんど支障なし。ダブルも時間的にはまだ余裕があったので助かった。
決勝繰り上げは大阪国体以来のこと。まあ、去年のようにレース中止よりはずっとマシなのだが・・・。
ということで、泣いても笑っても今日ですべてが決まる。幸いここまで成年男子は好調。確実に準決勝をクリアして、決勝でベストのパフォーマンスを出したいところだ。【成年男子舵手付フォア】 Race No.67 準決勝A 2/7あがり 1 滋賀 東レ・三洋電機混成(C:岡西正明) 1'46"17 3'25"84 2 長野 長野選抜 1'48"42 3'28"95 3 富山 富山選抜 1'47"69 3'32"14 4 愛媛 丹下造園・愛媛 1'47"10 3'33"82 5 島根 島根選抜 1'45"81 3'34"17 6 岐阜 KRC 1'48"02 3'37"67 7 宮城 東北大学INAZUMA 1'52"70 3'40"90予選タイム9位の長野は予選トップタイムの滋賀と、8位の富山との対戦。しかし予選で満足のいく漕ぎができなかったクルーは「なんとかもっと良い感じを出したい」と意欲満々。前日(9日)には2時間かけて名取市の東北大合宿所まで足を伸ばして艇を借用。1時間半ほどじっくりポイントの再確認を行った。(ついでに帰りに仙台市内で「太助」の牛タンを堪能) 実はこの乗練習艇が大ヒット?!で「いい感じがつかめた」と手応えを感じていたクルーは、この勝負所で見事に力を発揮!
前半飛び出した島根、愛媛などを後半で次々に差して東レ・三洋を追って2位でゴール。余裕の準決勝通過であった。組んでまだ1週間にも満たないクルーながら、実力あるメンバーが見事にまとまった会心のレースであった。さすが!決勝まであと5時間・・・
成年男子舵手付フォア:準決勝 【成年男子ダブルスカル】 Race No.78 準決勝A 4/8あがり 1 滋賀 東レ滋賀 1'54"93 3'41"03 2 宮城 宮城選抜 1'53"61 3'41"61 3 長野 長野選抜 1'54"16 3'43"62 4 岡山 品川白煉瓦 1'56"57 3'44"00 5 高知 四万十RC 1'50"64 3'44"38 6 北海道 札幌RC 1'56"16 3'46"58 7 福島 会津選抜 2'00"51 3'48"53 8 神奈川 TRC神奈川 1'57"65 3'53"41成年フォアの決勝進出でチームの雰囲気も盛り上がってきた。ダブルスカルの相手は予選タイムから予想した通りの顔ぶれ。決して油断はできないが、今の調子なら十分に決勝の狙える組み合わせだ。
スタートからスプリンター・四万十が猛烈な飛び出しを見せるが、あえて無視。実力のある東レと宮城に食らいつくイメージで500mを通過。この時点で4位以内は確定的な雰囲気で精神的にはかなりリラックスしたイメージで漕ぐことができたようだ。(ゴールのタイム差だけ見ると競り合いに見えるが、相手の動きは見えていたので余裕はあったらしい?)
これでまずは入賞確定。最低限の目標をクリア。北澤選手の現役続行確定である(笑)。
成年男子ダブルスカル:決勝へ Race No.96 準決勝B 4/8あがり 1 富山 富山選抜 1'45"44 3'33"59 2 岐阜 中部電力岐阜 1'47"87 3'33"93 3 茨城 茨城選抜 1'46"70 3'34"66 4 大分 大分県選抜 1'48"78 3'35"26 5 東京 明治生命(B:金子明) 1'49"71 3'36"43 6 島根 中国電力・松江RC 1'48"95 3'40"65 7 愛媛 バスターズ・愛媛 1'52"75 3'43"94 8 福岡 福岡選抜 1'50"86 3'47"36準決勝最終組の成年ダブルB組には、岡谷南高出身の金子明選手(明治生命)が出場。しかしここで大きな番狂わせが・・・。スケジュールが進むにつれて、台風の影響による強い横風がレーンによる有利不利を生み出していたようだ。岸から遠い4レーンより沖側と、岸に近い7,8レーンのコンディション差は明らか。明治生命はスタートから波に苦戦。手前レーンの茨城・大分に先行を許し、後半も詰めきれずに5位でゴール。まさかの準決勝敗退となってしまった。
余談だけど、この時間帯のレースを見ると手前レーン有利が一目瞭然デス。自然の為せる業とはいえ、こういうのってちょっとやりきれない気がしますねー。【成年女子シングルスカル】 Race No.92 準決勝C 2/4あがり 1 岐阜 田中 愛 2'12"85 4'23"52 2 北海道 室崎亜樹 2'18"25 4'26"56 3 福井 山口暁子 2'18"00 4'28"27 4 長野 小山尚子 2'28"65 4'42"16成年女子も、準決勝ともなると実力者揃い。しかし福井の山口にはブロック予選で完勝している。これを確実に抑えて上位を伺う・・・はずが、スタートから大きく出遅れてしまう展開。これで勝負がほとんど決まってしまったようで、なすすべなく最下位でゴール。決勝進出ならず。ザンネン・・・
成年女子シングルスカル:小山選手の力漕 【成年男子シングルスカル】 Race No.80 準決勝B 3/5あがり 1 岩手 佐藤聖一 2'05"58 4'04"81 2 茨城 杉江 篤 2'07"30 4'06"88 3 岐阜 長谷川隆之 2'11"91 4'09"40 4 徳島 下鳥健吾 2'11"41 4'09"81 5 青森 高橋重広 2'09"38 4'10"85徳島から出場の下鳥選手。予選を一発でクリアして望んだ準決勝。相手も実力ある選手ばかりだが、後半は粘って3位に浮上。「お?これは決勝か?」と期待したが、ゴール前で岐阜の猛追にあって0.4秒差でかわされ、4位。惜しくも決勝に届かなかった・・・
インカレの準決勝といい、今回のレースといい、かなり後半の安定感が出てきていて楽しみな存在だ。まだまだ大学2年生。来年以降にも期待しませう。(でも国体に出てくると長野のライバルになっちまうぜ^^;・・・というか来年、四国の出場枠って間違いなく1だよね。高知は開催県枠だし。となると大作君に勝たないと国体本選はありえないってことか・・・・うーむ。)
成年男子シングルスカル:下鳥選手の力漕
【成年男子舵手付フォア】 Race No.97 決勝 1 滋賀 東レ・三洋電機混成(C:岡西正明) 1'38"84 3'14"54 2 東京 明治生命 1'38"42 3'14"56 3 福井 関西電力・美浜RC 1'41"70 3'18"69 4 埼玉 白門艇友会埼玉 1'42"10 3'22"48 5 長野 長野選抜 1'42"81 3'23"62 6 北海道茨戸RC 1'45"97 3'25"76 7 茨城 茨城選抜 1'47"70 3'36"30 8 岡山 関西OB 1'48"41 3'36"38力のある実業団はともかくとして、学生だけのクルーにはなんとしても勝ちたいところ。ライバルは村井君の乗る白門。できれば一部学生を乗せた福井にも食らいつきたい。
スタート決まって、予想通りの展開。明生・滋賀が抜け出して熾烈なトップ争い。ついで関電、白門、長野が3位を争っての接戦。後半地力に勝る関電が3位に抜け出し、長野は白門を追って5位。茨戸(北大クルー)も徐々に迫るがこれを抑えて5位でフィニッシュ。98年相模湖国体(6位)を上回る結果は大健闘といえるだろう。
成年男子舵手付フォア:決勝前の緊張 成年男子舵手付フォア:中央ブレード同士(!)で熾烈な争い 成年男子舵手付フォア:決勝を終えて 【成年男子ダブルスカル】 Race No.104 決勝A 1 宮城 宮城選抜 1'41"73 3'25"04 2 富山 富山選抜 1'40"92 3'26"77 3 滋賀 東レ滋賀 1'43"71 3'27"81 4 岐阜 中部電力岐阜 1'42"57 3'28"15 5 長野 長野選抜 1'43"06 3'28"59 6 茨城 茨城選抜 1'44"70 3'35"47 7 大分 大分県選抜 1'45"30 3'37"37 8 岡山 品川白煉瓦 1'47"42 3'38"84同じ艇を使用する少年男子ダブルスカルが艇の故障で大幅に遅延。その煽りを食らって、成年ダブルの決勝は、最終レースとなってしまった。
実は・・・準決タイムで「ひょっとして8レーン?」が現実となってしまい、ちょっと「マジック」を期待してたりしたんだけど、やっぱり世の中甘くなかったデス。なんと「マジック」を呼ぶ風は、4時半過ぎにピタリとおさまってしまったぢゃありませんか!!
ひょっとして風車の営業は16:30まで? 迫町2万3千町民の願いが今頃になって届いたのか?・・・・などなどいろいろ憶測してしまったのですが、コンディションは微逆風ながら絶好の水面。これならどこが勝っても(もちろん長野が勝っても!)文句ないでしょ状態。まずはスタートを得意とする富山が飛び出す展開。これはブロック予選で経験済みなので予想の範囲内。リズムは軽快で悪くない。これまでのレースでは差を付けられていた東レや中電岐阜とも互角の艇速だ。500mは東レと競り合いながら4位通過。ここから勝負を仕掛けるが相手も強者。なかなか抜け出せない。宮城は富山を追って抜け出し、東レ・中電岐阜・長野が三つ巴のままラストの勝負へ。コンスタントの強い宮城は富山を逆転しそのままゴールへ。次いで富山。3位から5位はなだれ込むようにゴール。ストロークのタイミングだけで順位が決まる激戦であった。
結局長野は5位。しかし公平なコンディションで大きなミスもなく全力で漕ぎ切れたレースの結果なので、「あともう少しで」という思いはあるものの、非常にすがすがしい気持ちであった。棚ぼた(?)の上位入賞はなかったけれど、それでも満足の結果。今シーズンの積み重ねがきちんと形になったことは素晴らしいっすね!!!!!!
成年男子ダブルスカル:レースを終えて・・・笑顔
◆2チームが5位入賞◆
新世紀みやぎ国体ボート競技 県勢で3年ぶり第五十六回国民体育大会(新世紀みやぎ国体)ボート競技第三日目は十日、宮城県迫町長沼ボート場(千メートル)で、成年、少年男女十種目の準決勝30レース、決勝10レースを行い、県勢は成年男子舵手付きフォアと同ダブルスカルが5位入賞した。県勢の2チーム入賞は三年ぶり。
台風15号の北上予想に伴い十一日の決勝日程を繰り上げて実施。会場は波や風のあるラフコンディションとなった。 県選抜の成年男子舵手付きフォア(藤牧宏彰、今井祐介、柿澤義紀、両角大介、宮坂哲也)は準決勝A組2位で通過。決勝は序盤の順位を最後まで守り切り5位入賞した。
成年男子ダブルスカル・牛山英俊、北澤勝己組は準決勝A組を3位。決勝は5位に入った。
成年女子シングルスカルの小山尚子は準決勝C組で最下位で位決勝進出はならなかった。
また、少年男子舵手付きクオドルプルの岡谷東高校(浜竜也、林拓実、長崎哲也、中島伸也、林武史)は、九日の敗者復活戦で敗れた。(長野日報:2001年9月11日掲載)
台風を避けて決勝を繰り上げると、翌日は好コンディションってありがちですよね。今回も案の定、翌朝は比較的穏やかな天候でした(大阪の時もそうでしたねー)。「なーんだ。これならレースできるじゃん」とか思ってしまったのはσ(^^)だけでしょうか???(笑)ま、「繰り上げしないで、結局レースできない」じゃ困るからしょうがないんでしょうけどね。というわけで、一夜明けて本日は表彰式のみ。今年は久しぶりに2種目入賞で、成年男子の種別でも2位タイという思わぬ(?)好成績。成年男子選手団も全体がいい雰囲気で昨晩はかなり盛り上がっておりました。(写真もあるけどここでは公開できまへん。あしからず。)
とりあえず表彰式の写真だけにしておきますね(笑)
成年男子:種別総合2位タイ 成年男子:選手・監督・サポートのみなさん
後列左から:中村仁(支援コーチ),今井祐介(4+/S),牛山英俊(2X/S)
宮坂哲也(4+/B),藤牧宏彰(4+/C),両角大介(4+/2),伊藤貴裕(4+/補欠)
前列左から:北澤勝己(2X/B),矢島強化部長,青木理事長,柿澤義紀(4+/3),平林幸哉(2X/召使い)
◆国体ボート "諏訪勢"総合2位◆
県勢の種別入賞は9年ぶり第五十六回国体夏季大会ボート競技(宮城県迫町長沼ボート場)は十一日、閉会式を行い、成年、少年男女十種目、総合四種などの表彰を行った。諏訪地方出身メンバーでつくる県勢は成年男子種別総合で二位(天皇杯九位)となる健闘をみせた。
県勢の種別総合の入賞は一九九二(平成四)年の山形国体以来九年ぶり。成年男子舵付きフォアと同ダブルスカルの五位入賞が総合点獲得に結びつき、宮城県と並ぶ二位(32・5点)になった。
県勢は選手十三人のほか、監督、サポート陣はいずれも諏訪地方出身者。諏訪湖育ちのクルーが多く、選手間の連帯感も強い。
県ボート協会強化部の矢島正恒部長は「メンバーは皆諏訪湖で育った選手。互いを支えあう仲間意識が大舞台でも実力を発揮できる精神面の支えになったのでは。これからも向上を図りたい」と話していた。
◆ボート2種目5位◆
成年男子かじ付きフォア 〜「即席クルー」満足感〜 ○・・・大学生4人がこぐ成年男子かじ付きフォアの県選抜は実業団クルーに挑戦して5位。
「(8月下旬の)インカレが終わってからつくった即席クルーとしてはいい方だと思う」(柿沢)「こんなにいけるとは思っていなかった」(今井)と満足感があった。
インカレのエイトで2位になった中大の柿沢と今井に、両角(明大)宮坂(東工大)が合わせる。だが、大学によってこぎのスタイルが微妙に違う。唯一社会人でコックスの藤牧は「予選はバラバラだった」という。
敗者復活戦が行われていた前日は、東北大の艇を借りて別の会場で約1時間半の乗艇練習をした。徐々に4人の動きがかみ合うようになり、手ごたえを得てこの日の準決勝、決勝へ。実業団との力の差は否定できなかったが、準決勝で敗退した昨年よりは一歩前進した。成年男子ダブルスカル 〜どん欲に挑戦 誇れる入賞〜
「結果だけを見れば悔しいが、これ以上は無理というまでこいだ」。3位に0秒78、4位には0秒44の小差で惜しくも5位だった成年男子ダブルスカルの県選抜クルーは、力を出し切った内容に納得した。
北沢(下諏訪町役場)と牛山(細川商店)は今年、視野を広げるために県外の大会にも積極的に出場した。牛山は「いろいろなクルーとやる中でレースに対してどん欲になりました」と言う。
大きな収穫だったのが7月の全日本軽量級選手権で5位に食い込んだこと。国体では千メートルのレースだが、二千メートルのレースに挑戦した。この日は台風の影響で準決勝、決勝の2レースになったものの、32歳のベテラン北沢は「千メートルに対しておく病になることはなかった」と成果を挙げた。
さらに同選手権は2人にとって初めて減量を伴った大会。ともに4キロ前後の体重を落とした。「食べれば体重が増えるし、食べなければ練習の疲れがとれない。心配ごとばかりだった」(牛山)という状況を乗り越えて結果を出した。
春先から試行錯誤を繰り返してきたクルーの集大成となった国体。実業団選手に比べて環境に恵まれない2人の挑戦は、誇っていい。(信濃毎日新聞:2001年9月11日掲載)
◆夏季国体総評◆
若手育成急務の県勢 第56回国体夏季大会(8-11日・宮城県)の県勢は、4年続いた獲得得点の減少に歯止めをかけ、男女総合順位は前回の46位から38位に回復した。が、依然として全体のレベルは上がっておらず、入賞数は6。最近では第52回、第53回で2けた入賞を確保している。少なくとも、このレベルまでは引き上げてほしい。
・・・(中略)・・・
ボートは成年男子のかじ付きフォアとダブルスカルがともに5位。種別ごとに順位を決めて得点をつけており、今回は成年男子の入賞が各都道府県に分散したため、2種目入賞の長野は2位タイを確保する幸運。32.5点を獲得し、県勢の稼ぎ頭となった。
実業団のない長野にあって、成年男子は健闘している。大学生で編成するかじ付きフォアは、今回結果を残したことで、来年以降も入賞を確保していける見通しが出てきた。ダブルスカルではベテラン選手の踏ん張りがあった。一方で、低迷傾向にある高校生のレベルを回復させることが重要だ。
・・・(中略)・・・
県勢が低迷している要因として、競技人口の減少や、不況の影響で社会人の環境が厳しくなるなどの点を挙げる指導者がいる。だが、これは全国に共通している問題。指導体制を充実させ、選手を発掘し育てていく地道な努力を続けていくしかない。(信濃毎日新聞:2001年9月13日掲載)