諏訪湖ボートシーズンの幕開けを告げる第二十七回諏訪湖ロングレース（県ボート協会主催、長野日報社後援）は十三日、下諏訪町漕艇場を発着点に開いた。
諏訪地方の中高生と社会人のほか、山梨県からの参加もあり、全二十五クルーが出艇。冬場の練習成果を発揮し、湖上約8.5キロ(*下記注)を力漕した。長野日報杯は男子ダブルスカルの岡谷東高（高木良、林利洋）に贈られた。

　クルーは男女別に中学、高校以上の二部門に分かれ、かじ付きフォアとかじ付きクオドルプル、ダブルスカル、シングルスカルの全八種目。全クルーが一斉にスタートを切り、諏訪市沖の初島、諏訪湖博物館沖を通過するコースでタイムを競った。

　この日は湖上が霧に覆われ、スタート時間が予定より一時間ほど延びたものの、その後は穏やかな好コンディション。選手は力いっぱいオールを漕（こ）ぎ、艇を滑らせていた。
結果は次の通り。

　【男子】▽かじ付きフォア(1)The LateComers（藤牧、伊藤、横沢、キャメロン、ロバーツ）28分35秒52▽かじ付きクオドルプル(1)北富士工業高（大森、羽田、小木曽、天野、湯山）26分39秒82 (2)諏訪清陵高（宮坂、小松、河西、岩垂、高）(3)下諏訪向陽高（坂本、伊藤、柳沢、守屋、浜）▽ダブルスカル(1)岡谷東高（高木、林）27分05秒50 (2)岡谷南高B（池田、武井）(3)諏訪漕陵高（丸山、仁科）▽シングルスカル(1)全諏訪（牛山）28分02秒82 (2)諏訪実業高（朝倉）(3)全諏訪（杉村）(4)諏訪清陵高（高木）(5)岡谷南高（加藤）(6)全諏訪（花岡）(7)諏訪清陵高（今井）

　【女子】▽かじ付きクオドルプル(1)諏訪清陵高（多田、北原、島田、小林、山田）30分21秒20▽ダブルスカル(1)岡谷南高（新村、久世）32分38秒08 (2)下諏訪向陽高（植松、菊池）(3)諏訪実業高（宮沢、守屋）▽シングルスカル(1)諏訪清陵高（渡辺）33分27秒53 (2)岡谷南高（松本）(3)同（羽場）(4)諏訪実業高（林）(5)同（中沢）▽中学生かじ付きクオドルプル(1)下諏訪中B（薩摩、小野、久世、戸田、竹淵）37分20秒50　(2)同A（植松、長崎、渡辺、長岡、加藤）

コース延長は8.5kmとアナウンスされていますが、実際にはもっと短いはずです。(タイムからもお分かりのように実質6km弱と思われます)