今年で15回目を数える全国選抜大会が3月20−21日の2日間、静岡・天竜にて開催されました。長野県からは諏訪清陵高の男子クオドと男子シングル、岡谷東高の女子シングルの3クルーが出場。男子シングルの高木選手が準優勝を果たし、県勢として2年連続の好成績を収めました。男子クオドと女子シングルの2クルーは予選を一発クリアしたものの、ともに準決勝3位で入賞には届きませんでした。
清陵端艇部に期待
全国高校選抜 あす開幕 |
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諏訪清陵高校端艇部の男子クルーが二十、二十一の両日、静岡県天竜ボート場(二千メートル)で開く全国高校選抜に出場し、入賞を目指す。 シングルスカルの高木慎也選手と、舵手付きクオドルプル(宮坂直樹、河西健太郎、高昂、岩垂慶、丸山悠太)が出場する。メンバーはいずれも二年生。昨秋の中部高校選抜(愛知池)で高木選手が優勝、クオドルプルは五位になり、出場権を得た。 練習拠点の諏訪湖が氷結した冬場、エルゴメーターやランニング、ウエートなどの陸上練習を積んで持久力をつけた。漕手間の競い合いで個々の体力、精神面を強化。クオドルプルは冬の練習成果に応じてメンバーを入れ替え、パワーのあるクルーに仕上げた。
高木選手は「一戦一戦頑張る」、クオドルプルの選手は「全力を出すローアウトが目標」と話す。 <写真>全国高校選抜に出場する諏訪清陵の選手(前列がコックス宮坂、後列左から丸山、岩垂、高、河西、高木)
(長野日報:2004年3月19日掲載)
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高木君(諏訪清陵)が準優勝
全国高校選抜ボート 男子シングルスカル |
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ボートの全国高校選抜大会は21日、静岡県天竜市の天竜ボート場(2千メートル)で男女6種目の準決勝と順位決定戦、決勝を行った。県勢は男子シングルスカルの高木慎也(諏訪清陵)が準優勝した。 高木は予選、準決勝を順当に勝ち上がり決勝へ。決勝は中盤までほか3クルーを追いかける展開で、後半のスパートで2人抜き。1位の今治西(愛媛)と約5秒差の8分25秒68でゴールした。 女子シングルスカルの中山友乃(岡谷東)と、男子舵手付きクオドルプルの諏訪清陵(宮坂直樹、河西健太郎、高昂、岩垂慶、丸山悠太)はともに準決勝で敗退した。 <写真>シングルスカルで準優勝した諏訪清陵の高木慎也(中)
(長野日報:2004年3月22日掲載)
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