平成16年度 長野県高等学校新人体育大会 ボート競技会

2004/10/02 下諏訪漕艇場

男子ダブルスカル
男子ダブルスカル・決勝

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中部高校選抜大会・出場クルー
M1X 1位:岡谷南高 [東城正芳(2年)]
2位:諏訪清陵高 [酒井悠佑(2年)]
W1X 1位:諏訪清陵高 [岩波美樹(2年)]
2位:諏訪清陵高 [大森詳子(2年)]
M2X 1位:岡谷東高B [加藤 徹(1年) 北澤泰彦(1年)]
2位:諏訪清陵高 [小松昌平(1年) 小泉達也(1年)]
W2X 1位:岡谷東高B [小林めぐみ(1年) 田中かおる(1年)]
2位:岡谷東高A [菊池沙知(1年) 山崎唯(1年)]
M4X+ 1位:岡谷東高
[千明侑蔵(2年) 林直大(2年) 守屋英太(2年) 赤津龍男(2年) 松下英樹(2年)]
2位:諏訪清陵高
[松木久幸(1年) 中嶋知也(1年) 小林直也(1年) 田中諒(1年) 工藤健一(1年)]
W4X+ 1位:諏訪清陵高
[山崎玲香(2年) 河西桃子(2年) 山口奈奈(2年) 竹原文恵(1年) 関優里香(1年)]

女子シングルスカル
【決勝】          順  1000m   500m
諏訪清陵  (岩波)  1 4:29.34 2:12.43
岡谷南   (清水)  5 5:14.36 2:33.10
諏訪清陵 (大森)   2 4:33.97 2:14.12
岡谷南  (小林)   4 5:04.68 2:35.09
下諏訪向陽(藤森)  3 4:34.33 2:14.35
 春から1Xを漕いできた大森、地力のある岩波に昨年、全国中学2Xで入賞経験のある1年生・藤森が挑む。スタートから大森、藤森が飛び出すが、直後に藤森が崩してしまう。スロースターターの岩波はコンスタントに入ってから艇速を伸ばしトップ争いへ。300mで岩波が首位。徐々に差を広げると、勝負の見所は2位争いになる。500mは大森、藤森がほぼ横一線。力のある藤森だが、2年生の意地を見せる相手をなかなか抜き去ることができない。ラスト200mで大森が引き離し勝負あったかに見えたが、最後の最後でトップボールが並ぶ大接戦。僅差ながらリードを奪い続けた大森が意地の2位となった。

男子シングルスカル
【決勝】          順  1000m   500m
岡谷南    (東城)  1 3:48.05 1:55.26
諏訪清陵  (酒井)  2 4:01.52 1:57.24
岡谷東    (東野)  4 4:11.27 2:02.48
諏訪清陵  (藤原)  3 4:08.62 1:59.49
諏訪清陵  (青木)  6 4:26.14 2:10.35
諏訪清陵  (松木俊)5 4:25.20 2:05.65
 今シーズンめきめき力を伸ばしている東城に酒井がどう挑むかが注目。後半に定評ある東城。スプリントの酒井。ともに得意な部分ではあの高木並みの強さがある(と思う^^)。スタートは1〜4レーンが横一線。酒井が思ったように飛び出せず早々とレースの主導権は東城へ。500mは平凡なタイムの通過だったが、ここから東城の積極的なペースアップが光った。独走にもかかわらず高いレートで追い込んで前半を上回るラップで圧勝。高木も顔負け(笑)。中部選抜も期待したい。
 2位の酒井は精彩なく、50mもの大差。実力からすれば不本意だったことだろう。3位には1年生の藤原が入った。1X歴1ヶ月で4分一桁はナカナカですね。

男子ダブルスカル
【決勝】           順  1000m   500m
岡谷東B(加藤 北澤)  1 3:39.43 1:46.51
諏訪清陵(小松 小泉) 2 3:44.55 1:51.83
岡谷東A(伊藤 百瀬)  3 3:44.83 1:50.36
 前評判の高い岡谷東の1年生ペアのタイムが期待の男子ダブル。整調の加藤は小柄だがリズム良く漕ぐ。スタートからリードを奪って独漕。2位争いが東高のAクルーと清陵である。前半ややリードした東高Aに食らいついた清陵は、後半も1年生とは思えない落ち着いた漕ぎを発揮。800mで逆転して僅差ながら2位でゴール。  1位の東高Bは、1年生クルーとしては非常に好タイム。2位の清陵も昨年の新人戦記録を上回る。ともに1年生クルーであり、中部選抜は非常に良い経験ができるだろう。

女子ダブルスカル
【決勝】               順  1000m   500m
岡谷東A(菊池 山崎)      2 4:30.03 2:10.24
岡谷東B(小林 田中)      1 4:23.07 2:11.29
岡谷南 (北原 森元)      3 5:12.73 2:31.98

女子舵手付クオドルプル[W2Xと同時発艇]
【決勝】                          順  1000m   500m
諏訪清陵(山崎 河西 山口 竹原 関)   1 3:59.73 1:58.51
 女子はダブルとクオドの同時発艇で行われた。女子ダブルは出場メンバーが全て1年生。レースは中学からの経験者を含む岡谷東が1,2位を占めたが、タイム的にはまだまだか。(ちなみに3年前の野村・直井ペアが4'14"というのが1年生のベスト記録。この時は全国選抜の出場権も獲得している)

 クオドルプルは清陵1クルーのみの出場。1年生2人、途中入部の2年生1人が乗ってはいるが、エルゴスコアではすでに今年のインターハイクルーを上回る。目標は水上のタイムでもインターハイクルーを超えること、であったが本番では経験のない1年生が固くなってしまい、会心のレースとはいかなかった。それでも長野県の新人戦女子4人種目で4分を切ったのはおそらく初めてのクルーだろう。しかし中部のレベルは、これでは通用しない。まだまだ伸びるクルーなので来シーズンへのきっかけをつかんでほしい。


男子舵手付クオドルプル
【決勝】                              順  1000m   500m
諏訪清陵(松木久 中嶋 小林直 田中 工藤) 2 3:36.69 1:47.13
岡谷東(千明 林 守屋 赤津 松下)         1 3:26.72 1:40.23

 春から力をつけて、先月の国体にも出場した岡谷東の2年生クルーとオール1年生で組む清陵の対決。東高の優位は動かないが、清陵の1年生も力は1昨年(今年の3年生)に匹敵する。スタートからレース慣れした東高が飛び出す。清陵はバタバタした感じで、レートは高い(37)が1本1本で東高との差が広がっていく。500mで東高が1'40"。このままいけば20秒台前半の好記録。清陵はやはり落ち着かないまま2艇身差で500mを通過。
 後半は独走となった東高がやや失速。天野先生が岸から「喝」を入れるもののゴールタイムは26秒。一応は新人戦のベスト記録だが、物足りなさの残る結果。清陵は後半やや持ち直してタイム落ちを2秒に食い止めたが、これは前半の出来が悪かったのも一因か。漕ぎの見直しで中部に挑みたい。

<参考>長野県中学新人戦[上記と併催]
【決勝】 順 1000m 500m 下諏訪中 M2X 1 5:02.15 2:29.81 下諏訪中 M1X(西澤) 1 4:50.40 2:25.12 下諏訪中 M1X(西澤) 1 5:03.84 2:29.61 【決勝】 順 1000m 500m 下諏訪中 W4X+ 1 4:32.22 2:13.14 岡谷南部中 M4X+ 1 4:15.12 2:05.57 諏訪中 M4X+ 1 5:31.22 2:53.56

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