平成17年度 長野県高等学校総合体育大会 ボート競技会
兼 長野県国体代表第1次選考会

2005/06/04 下諏訪漕艇場

インターハイ代表・北信越総体代表を決める長野県高校総体ボート競技(インターハイ県予選)は4日、下諏訪漕艇場にて開催されました。 男女とも各種目1位が、8月4日から千葉県小見川町で開く全国高校総体へ。2位までが、6月17日から福井県久々子湖で開く北信越高校総体への出場権を獲得しました。
平成17年度 インターハイ・ボート競技 長野県代表
男子シングルスカル 岡谷南高 [東城 正芳(3年)]
女子シングルスカル 諏訪清陵高 [関 優里香(2年)]
男子ダブルスカル 岡谷東高 [北澤泰彦(2年) 加藤 徹(2年)]
女子ダブルスカル 下諏訪向陽高 [藤森江美(2年) 植松美央(1年)]
男子舵手付
クオドルプル
岡谷東高
[東野英貴(2年) 林 直大(3年) 守屋英太(3年) 赤津龍男(3年) 松下英樹(3年)]
女子舵手付
クオドルプル
諏訪清陵高
[山崎玲香(3年) 河西桃子(3年) 山口奈奈(3年) 岩波美樹(3年)竹原文恵(2年)]

関連記事:平成17年度 南信高等学校総合体育大会 ボート競技結果

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女子シングルスカル

【決勝】              順  1000m   500m
岡谷南    (北原 萌 )   2 4:42.69 2:18.70
諏訪清陵  (関 優里香)  1 4:36.81 2:14.32

 南信予選を制した岩波(諏訪清陵)、2位の藤森(下諏訪向陽)が他種目にエントリーしたため、2年生2人よるマッチレースとなった。クオドからシングルに乗り換えた関がしっかりとした漕ぎで先行するが、300mでブイを引っかけて止まるアクシデント。ややリズムを崩して艇速が鈍るもセイフティリードのまま立て直す。以降、徐々に差を広げて関がトップでゴール。
 まだ全国で通用するスピードではないが、2年生でそのハイレベルな舞台を経験できることの意味をしっかりと考えて自分を磨いてほしい。

男子シングルスカル 【予選A 】3/4あがり 順 1000m 500m 岡谷東 (伊藤友裕) 4 4:08.19 2:01.24 岡谷南  (東城正芳) 1 3:51.88 1:53.71 諏訪清陵 (田中 諒 ) 3 4:04.20 2:00.95 諏訪清陵 (片倉正浩) 2 4:00.92 1:59.46 【予選B 】2/3あがり 順 1000m 500m 諏訪清陵 (小林直也) 2 4:02.84 1:59.05 諏訪清陵 (松木久幸) 3 4:06.62 2:00.91 岡谷東 (百瀬太郎) 1 3:57.62 1:53.89 【決勝】 順 1000m 500m 諏訪清陵 (田中 諒 ) 5 4:12.07 2:02.54 諏訪清陵 (片倉正浩) 4 4:09.23 1:59.93 岡谷南  (東城正芳) 1 3:47.70 1:53.71 岡谷東 (百瀬太郎) 2 3:50.57 1:56.93 諏訪清陵 (小林直也) 3 4:02.79 1:59.54
 清陵高から4人がエントリーし全部で7クルーとなった男子シングルスカルは、予選−決勝形式の組み合わせとなり、前評判の高い東城が制した。またここ数年、男子シングルは2位クルーもレベルの高い漕ぎが注目されてきたが、今年も岡谷東・百瀬の健闘が光った。後半の追い上げは、東城のお株を奪うハイペースで追い込み意地を見せた。 東高・伊藤、清陵の2年生もそれぞれ4分1桁をマークしたが、まだ上位の2人とは実力差があり、北信越出場権に届かなかった。


女子ダブルスカル 【決勝】 順 1000m 500m 岡谷南(久世有華 長岡ちあき) 2 4:24.78 2:14.48 下諏訪向陽(藤森江美 植松美央) 1 4:17.18 2:05.13
 南信大会1X2位の藤森が1年生の植松と組んだ下諏訪向陽高と岡谷南高1年生クルーの対戦。いずれも下諏訪中学からの経験者。経験とパワーでは藤森の乗る向陽が優位・・・との見方どおりスタートからリードを奪い、そのまま逃げ切った。向陽高のインターハイ出場は96年の男子4+以来、実に9年ぶり。
しかし今の艇速では全国レベルとの差が大きすぎるのも事実。せっかく得たチャンスなので、今後につながる経験ができるようにあと2ヶ月頑張ってほしい。

女子舵手付クオドルプル

【決勝】                           順  1000m   500m
諏訪清陵(山崎 河西 山口 岩波 竹原)  1 3:49.49 1:52.69

 清陵はシングルスカルの岩波を加え、事実上の最強メンバーで臨んだ。南信大会の反省である「競う相手がいない状況でのモチベーション向上」がポイントであったが、まだまだ課題の残る内容であった。「M1xの優勝タイムを上回る」「諏訪湖の自己ベストタイム(3'44")の更新」を目標にしたものの、ともにクリアできなかったのは残念。しかしそれでも3'50"を切れる力は夏に向けて期待できる。前向きに!


男子ダブルスカル 【決勝】 順 1000m 500m 岡谷東(北澤泰彦 加藤 徹) 1 3:29.15 1:41.26 諏訪清陵(藤原 昂 酒井悠佑) 2 3:31.94 1:42.57
 岡谷東高は南信大会後にメンバーをチェンジ。ダイナミックな動きでスタートから飛び出す。対する清陵はリードされることは想定していたものの、ダッシュでタイミングが合わず、いつもの良いリズムが出せないままコンスタントへ。普段なら中盤から艇速を伸ばす清陵だが、岡谷東のリズムが良く、なかなか艇差が詰まらない。中間点は東高が半艇身のリード。清陵の焦りが大きいか・・・と思った瞬間、痛恨のミスオール。これが勝負の分かれ目となり、安定したリズムを刻んだ岡谷東が全国切符をかけた一発勝負をモノにした。勝った岡谷東の3'29"台は県勢としては久々の好タイム。伸び盛りの2年生なので今後の成長にも期待したい。

男子舵手付クオドルプル 【決勝】 順 1000m 500m 岡谷東(東野 林 守屋 赤津 松下) 2 3:22.21 1:40.05 諏訪清陵(青木 中嶋 小松 工藤 小泉) 1 3:22.49 1:39.68

 全員が2年生、伸び盛りで勢いの清陵に対し、経験と勝負強さの岡谷東。スタートから激しく競り合う展開。ややリードした岡谷東だが300mから清陵が追い上げて500m手前で公式戦では初めての先行を許してしまう。しかし大一番の集中力で東高も簡単には譲らない。中盤過ぎも併漕が続く。後半の体力には自信のある清陵だが艇との同調、ブレードの固定感がいまいちで作戦の勝ちパターンに持ち込めない。対する東高は良いリズムで引き離しにかかる。ラスト300m過ぎからお互いに勝負のスパート。ラスト100mからパワーのある清陵が再び東高に迫る。しかしゴールに先に飛び込んだのは岡谷東高。その差0.2秒の大接戦であった。


県中学大会 【レース1】 順 1000m 500m 諏訪ボートクラブC(M4x+) 1 5:53.33 2:54.32 下諏訪中学(M4x+) 2 6:03.39 3:02.52 下諏訪中学B(W4x+) 1 5:35.25 2:47.25 下諏訪中学(M2x) 1 6:05.88 3:04.43 【レース2】 順 1000m 500m 諏訪ボートクラブB(M4x+) 2 5:14.12 2:38.14 諏訪ボートクラブA(M4x+) 1 4:19.65 2:11.17 下諏訪中学A(W4x+) 1 4:13.93 2:07.45 下諏訪中学(M2x) 1 4:12.38 2:06.92 下諏訪中学(M1x) 1 4:24.84 2:13.15 下諏訪中学(W1x) 1 5:14.63 2:39.53

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