国体北信越ブロック予選 2006


長野県勢:少年3種目でブロック予選通過
少年女子クオド健闘・昨年の雪辱果たし3年ぶりの本戦へ!

水害から回復したコースで熱戦繰り広げられる
成年男子ダブルスカル:決勝II

 今年から夏季・秋季の大会が一本化され10月開催となる国体ですが、北信越代表を決定するブロック予選は、例年よりも早い7月に実施されました。当初7/23に予定されていた大会は、先日の全国ニュースでも大きく取り上げられた諏訪地域の水害の影響で、やむなく延期となり、翌週29日に無事行うことができました。

本大会は、湖に流入した大量の浮遊物除去をはじめとして、多くの方々の懸命の復旧作業があったからこそ開催に漕ぎつけることができました。ここで改めて施設の復旧に携わった皆様にはこの場を借りて感謝・御礼申し上げるとともに、日程の変更で不都合・ご不便をおかけしたすべての参加者の皆様には深くお詫び申し上げます。

さて、レースは9種目で北信越ブロックの代表権を懸けての争いが繰り広げられました。長野県は県の選抜クルーが、全種目に出場し、少年部門の3種目で予選を通過。全県出場の成年男子4+とあわせ、4種目が10月に兵庫県豊岡市(城崎・円山川)で開催される「のじぎく兵庫国体」の出場権を獲得いたしました。

 長野クルーは、成年男子で強化種目と位置づけたダブルスカルで、全国でもトップクラスの富山・福井の壁を崩せず敗退したのをはじめ、その他の成年勢も決め手を欠き、厳しい結果となりました。また今年から新たな試みとしてスタートした成年女子の公募クオドは、まずは今後に向けた「継続」に期待したいものです。
 一方で健闘したのは少年勢。「出場枠3を確実に獲得する」という最低限の目標をクリアすることができました。スピードのある男子シングルの北沢が2位通過。インターハイでも上位の期待される諏訪清陵メンバーで編成する男子クオドも着実に出場枠を確保。また新潟・富山との接戦が予想された女子クオドでも伸び盛りの2年生主体のクルーが強豪・福井に次いで2位となり、昨年届かなかった本選出場の夢を実現させました。少年男子の4人漕ぎ種目はこれで平成になって以来18年連続の出場権獲得。少男シングルも4年連続の出場となります。女子の4人漕ぎ種目は静岡国体以来3年ぶりの出場です。

10月の本選に向けて、出場クルーの更なるレベルアップと、本番での健闘を期待しましょう!!


全レース結果[pdf形式:43KB]

のじぎく兵庫国体 北信越ブロックからの出場クルー
成年
M4+長野、富山、福井、新潟、石川の各県から出場
M2X富山選抜(富山)福井選抜(福井) 
M1X関西電力美浜・大塚(福井)石川選抜・大滝(石川) 
W4X+関西電力小浜(福井)富山選抜(富山) 
W1X関西電力小浜・内藤(福井)新潟選抜・清野(新潟) 
少年
M4X+福井選抜(福井)富山選抜(富山)長野選抜(長野)
M2X福井選抜(福井)新潟選抜(新潟) 
M1X福井選抜・松井(福井)長野選抜・北澤(長野)富山選抜・村本(富山)
W4X+福井選抜(福井)長野選抜(長野)新潟選抜(新潟)
W1X福井選抜・大塚(福井)富山選抜・上口(富山) 


|| 戻る ||
Copyright(C) 2006 NAGANO ROWING ASSN.