第21回 中部高等学校選抜競漕大会

2007/10/20-21@愛知池


全国選抜出場を決めた長野県勢

諏訪清陵高M4X+:決勝3位(北信越3位)


岡谷東高W2X(手前):決勝3位(北信越3位)


諏訪清陵高W4X+:決勝4位(北信越3位)


岡谷東高M2X(手前):決勝4位(北信越3位)


北信越勢が圧倒!長野はワイルドカード枠で全国切符
 来春の全国高校選抜の中部(北信越・東海)代表を決める大会として10/20,21の2日間にわたって愛知池で開催されました。
 先月末の県新人大会を勝ちあがった各種目2クルー(計12クルー)が出場。長野県勢は9クルーが準決勝進出、うち5クルーが決勝進出し、最終的には男女のクオドルプルとダブルスカルで全国大会出場権を獲得する活躍を見せました。特に女子の4人漕ぎ種目は1995年の第7回大会以来13年ぶり(スカル種目移行後では初)の快挙で、諏訪清陵高の男女アベック出場は13年ぶりとなります。
 岡谷東高も2Xで男女アベック出場となりますが、こちらは2003年以来5年ぶり。長野県勢として計4種目でのセンバツ出場は、過去最多数となります。

 その一方で今回の出場権獲得は、必ずしも満足できる内容ばかりではありませんでした。全国選抜の出場枠は、全国高体連のルールに基づき北信越、東海ブロックそれぞれ2枠が与えられてますが、今大会の長野県勢はいずれも北信越3位。つまり各ブロック枠外の上位1クルーに対して与えられる枠(いわゆるワイルドカード枠)での出場権獲得でした。それでも全国的にレベルの高いブロックで勝ち取った出場権は価値ある成果といえるでしょう。今回は男女とも北信越(というより福井勢?)が東海勢を圧倒しており、全部で6つのワイルドカード枠のうち5つを北信越(さらにそのうち4つを長野勢)が獲得するという結果でした(ブロック間レベルのアンバランスに涙を呑んだ選手もいるので心境としては少々複雑です…)。愛知県ボの記事では状況が判りにくいので種目別順位をブロックごと色分けして載せてみます。
 それにしても来春は久々に賑やかな天竜遠征になりそうです。冬場にトレーニング積んで、みっちり!そしてしっかり備えましょう!

2007 1位 2位 3位 4位 5位 6位
M4X+ 若狭 美方 諏訪清陵 加茂 豊田北 沼津東
M2X 敦賀工業 オイスカ 大沢野工業 岡谷東 小浜水産 天竜林業
M1X 小松明峰
(吉原)
阿賀黎明
(杉崎)
小浜水産
(内藤)
諏訪清陵
(小口)
沼津工
(植松)
浜松湖南
(栗山)
W4X+ 小浜水産 加茂 若狭 諏訪清陵 沼津東 二俣
W2X 美方 新潟 岡谷東 小浜水産 猿投農林 東郷
W1X 阿賀黎明
(阿部)
浜松湖南
(小澤)
小浜水産
(北山)
恵那
(蟹江)
豊田北
(河野)
小松市立
(山下)

本大会の全レース記録は、この大会を主管する愛知県ボート協会のサイトに掲載されております。下記リンクをご利用下さい。


諏訪清陵高M1X・小口選手
M1X決勝で4位と健闘するも「ブロック枠」の壁に無念…諏訪清陵・小口選手[1レーン]


中部高校選抜大会・長野県クルーの成績
男子1X 決勝4位:諏訪清陵高 [小口陽平(2年)]
敗復:諏訪清陵高 [小泉大明(2年)]
女子1X 準決勝4位:諏訪清陵高 [田畑 由佳(2年)]
準決勝4位:岡谷東高 [塚原 彩紀(2年)]
男子2X 準決勝5位:諏訪清陵高 [奥村 悠(2年) 山崎 慎二郎(2年)]
決勝4位:岡谷東高 [小澤治弥(2年) 大西将平(2年)]
→全国選抜出場☆
女子2X 決勝3位:岡谷東高 [山内ふう子(2年) 小口桜子(1年)]
→全国選抜出場☆
敗復:諏訪清陵高 [ 田中森恵(2年) 宮澤友真(1年)]
男子4X+ 決勝3位:諏訪清陵高
[中村賢二(2年) 平林正裕(2年) 宮坂竜馬(2年) 藤澤忠(2年) 金澤拓則(2年)]
→全国選抜出場☆

準決勝4位:岡谷南高
[佐藤駿次(2年) 岩井翔(2年) 小口翔平(2年) 杉田州広(1年) 小口拓也(2年)]
女子4X+ 決勝4位:諏訪清陵高A
[市田まゆみ(1年) 平岡優佳(2年) 後藤愛也香(2年) 平真衣(2年) 佐藤佑実(1年)]
→全国選抜出場☆
敗復:諏訪清陵高校B
[笠原綾菜(2年) 関恭子(1年) 清水みのり(1年) 登玉由希(1年) 河口瀬奈(1年)]

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