国体北信越ブロック予選 2008


無念の出場権獲得ゼロ 〜接戦をものにできず〜

 本年度の「チャレンジおおいた国体」北信越ブロック予選が7/20(日)に新潟県津川漕艇場にて実施されました。
 先週実施された少年男女シングルスカルと各県のストレート出場種目となる成年男子ダブルスカルを除く9種目の選考レースが実施され、本国体への進出クルーが決定いたしました。

 長野県勢は残念ながらいずれの種目でも出場権獲得ならず。多くのレースが接戦ながらも肝心の勝負をものにできず、結局出場権獲得ゼロに終わりました。国体2巡目に入った1988年以降で、長野県勢のブロック通過ゼロは初めてのことです。強豪の福井や来年の地元開催を控え強化著しい新潟など、厳しい状況を覚悟して臨んだレースではありましたが、今後に向けて大きな課題を残す結果となりました。

 成年勢は地元で競技を続ける若手の育成。高校生は水上シーズンに着実な艇速アップの裏付けとなるフィジカル(体力的な基盤)作りに根本的課題があるものと思われます。この現実をまずはしっかりと見据え、前向きに次なるスタートを切れるかどうかがポイントです。選手・スタッフの踏ん張りを期待しています。
(by サポートはおろか応援すら行けず地団駄を踏んでいた管理人@因幡国 2008/07/20)

7/20実施分:レース結果[HTML形式]


超(!)激戦区の少年男子1X:世界ジュニア日本代表が通過

 本年度の「チャレンジおおいた国体」(ボート競技は熊本県菊池市で開催)の出場権を懸けた北信越ブロック予選のうち、少年男女のシングルスカルについては7/12(土)に下諏訪漕艇場にて実施されました。
 これは本年度、この種目においてジュニア日本代表が北信越ブロックから数名選ばれる可能性を見越した事前判断によるもので、実際に男子は世界ジュニア選手権日本代表選手2名と、アジアジュニア代表1名が出場するという豪華な顔ぶれとなりました。

 特に男子は本国体出場枠が2つというシビアな条件の中、緊張感と集中力に溢れたレースが展開されました。結果は順当に(?)世界ジュニア代表が上位を占めましたが、タフな合宿明けとは思えない素晴らしいパフォーマンスでした。

 女子も全国選抜の覇者・新潟の阿部選手や強豪福井の北山選手などが上位を占め、富山の松岡選手が出場枠の3位に食い込む健闘を見せました。世界ジュニア代表選手は、この後、福井・久々子湖での国内最終合宿を経て出国予定とのことです。世界舞台での健闘を期待します!

 長野県勢は残念ながらこの種目での本国体出場権獲得ならず。次週、津川でのレースでチャレンジです。厳しい戦いが予想されますが、「ゼッタイ負けない!やればできる!」と信じて臨みましょう。(2008/07/12)

7/12実施分:JM1X,JW1Xレース結果[HTML形式]

少年男子シングルスカル 決勝I
少年男子シングルスカル
手前から吉原(石川)、杉崎(新潟)、内藤(福井)、西澤(長野)、坂本(富山)

少年女子シングルスカル 決勝II
少年女子シングルスカル
手前から小口(長野)、松岡(富山)、北山(福井)、山下(石川)、阿部(新潟)


チャレンジおおいた国体 北信越ブロックからの出場クルー
成年
M4+富山・選抜福井・関西電力美浜 
M2X長野、富山、福井、新潟、石川の各県から出場
M1X中島(富山選抜)浅野(新潟選抜) 
W4X+福井・関西電力小浜富山・選抜 
W1X東山(トヨタ紡織物流)清野(新潟選抜) 
少年
M4X+富山・選抜福井・選抜 
M2X福井・選抜新潟・選抜 
M1X小松明峰・吉原(石川)新潟選抜・杉崎(新潟) 
W4X+新潟・選抜福井・選抜 
W2X福井・選抜  
W1X新潟選抜・阿部(新潟)福井選抜・北山(福井)富山選抜・松岡(富山)


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