ボート五輪代表岩本選手 母校・岡谷南高で後輩にエール |
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北京五輪のボート女子軽量級ダブルスカルで日本女子過去最高の9位を記録した諏訪市出身の岩本亜希子選手(30)=アイリスオーヤマ、岡谷南高―早大―日体大大学院出=が25日、母校の岡谷南高校を訪れ、後輩ら約600人を前に北京での経験を語った。 岩本選手は3大会連続で五輪に出場。北京で初めて準決勝進出を果たし、これまでの最高13位から大きく飛躍した。帰国後も全日本選手権で優勝するなど、国内ボート競技をけん引する存在。母校では、かつて所属した漕艇部の中村太軌主将(16)から「オリンピックでの活躍おめでとうございます」と花束を手渡され、熱烈な歓待を受けた。 「試合後はまったく動けないほど力を出し切り、私の中に後悔という文字は1ミリもなかった」とすがすがしい笑顔を見せた岩本選手。強豪国と互角に張り合った準決勝を振り返り、「やっぱり夢はかなう」と断言。「高校生は進路に迷う時期だと思う。私もそうだった。自分のやりたいことを見つけたら、それをやり続ける覚悟を決めてほしい」と後輩にエールを贈った。 【写真】
<2008/09/26付 長野日報より>
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世界との勝負 楽しかった
ボート・岩本 集大成の五輪を終えて |
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北京五輪のボート女子軽量級ダブルスカルで日本女子過去最高の9位の成績を収めた諏訪市出身の岩本亜希子選手(29)=アイリスオーヤマ、岡谷南高−早大−日体大大学院出。3大会連続の出場となった五輪で初めて準決勝に進み、前回の13位から順位を上げた。競技人生のすべてをぶつけた大舞台で世界の強豪とこれまでにない激戦を繰り広げ、日本女子の躍進を示した。諏訪湖でボートに出会って15年目の夏、集大成として臨んだ五輪の戦いを終え、帰国した岩本選手にレースを振り返っての感想や現在の心境を聞いた。(宮坂麻里)
日本女子で過去最高9位 納得の一けた順位 入賞へあと1秒
−五輪を終えた現在の心境は
−日本女子では初めて準決勝に進出した 報われた猛練習
−17−12位決定戦では3着で日本女子最高の9位となった
−シドニー五輪14位、アテネ五輪13位からの飛躍を目指し、日本女子ボート界を引っ張ってきた 来季以降は白紙
−集大成として臨んだ北京五輪を終えて
−今後について 【写真】長野日朝のインタビューに 応じる岩本亜希子選手=24日、諏訪市渋崎の湖畔で
<2008/08/17付 長野日報より>
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