Sprts:海のない長野で熱い水上スポーツボートチーム「全諏訪(オールスワ)」 |
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5月12・13日に諏訪湖でボートの大会「諏訪湖レガッタ」が開催された。諏訪湖では、岡谷・諏訪の高校のボート部メンバーや社会人チームが練習をしている。海のない長野では、貴重な水上スポーツのメッカだ。その諏訪湖で朝5時から練習を重ねているのは、ボートチーム・全諏訪(オールスワ)のメンバー。そのほとんどが諏訪の出身者で、中学、高校からボートを経験。諏訪湖レガッタでもいくつかの部門で優勝を果たしている。 全諏訪の目下の目標は、7月に行われる国体予選北信越ブロック大会を突破すること。2人乗り種目のダブルスカルで出場する牛山英俊さんと林武史さんも5月中旬からペアを組み、大会に向けて練習を重ねている。2人とも中学時代からボートをやっており、昨年まで大学のチームで8人乗り(エイト)をやっていた林さんと、1人乗り(シングルスカル)や2人乗りで練習を続けてきた牛山さんでは、ぴったり合っているように見えても、「スタイルが違うため、合わせていくのは難しい」とのこと。さらなる練習で見事に息のあった”漕ぎ”に期待したい。
【写真中】日の出とともに漕ぎだしていく。早朝の練習も「慣れ」とのこと 【写真左下】少し幅の広いナックルフォアに乗せてもらって漕いでみると…これがやっぱり難しい 【写真右下】国体での入賞経験を持つ牛山さん(右)と林さん(左) <情報誌「NaO」2007/7月号掲載記事>
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