|| 長野県ボTOP | NEWS INDEX ||
[諏訪湖で育った3選手]
ボート部活動の盛んな大学に進学
春に向け意欲燃やす

長野日報記事写真  高校ボート部で活躍した諏訪地方の三選手が今春、ボート部活動の盛んな大学に進学する。自らの可能性を伸ばそうと、意欲を見せている。

 春に向け期待に胸を膨らませるのは、岡谷東高校三年の長崎哲也さん(下諏訪町湖畔町)、岡谷南高校三年の松木健さん(諏訪市中洲)、同三年の小泉美沙子さん(同市豊田)。昨年は全国高校総体や北信越大会などで健闘を見せた。

 長崎さんは中央大学、松木さんは明治大学、小泉さんは東京経済大学に進む。三大学ともに、埼玉県の戸田ボートコース沿いに合宿所を持ち、選手の強化に力を入れている。これまでも諏訪湖で育った多くの選手たちが進学し、競技を続けている。

 三人は「自分もボート人口の多い戸田で刺激を受けながら漕いでみたい」(長崎さん)「高校の悔しい結果のままで終わらせたくない」(松木さん)「レベルの高い環境で続けてみたい」(小泉さん)と感じて受験。大学でボートを続ける先輩の活躍にも影響を受けた。

 現在は下諏訪漕艇庫でランニングやエルゴメーターなどの自主練習に励んでいる。長崎さんは大学ボート部から早くも届いた練習メニューに汗を流す。抱負は「自分の可能性を力いっぱい伸ばしたい」。松木さんは「文武両道しながら、日本一を目指す」、小泉さんは「大きな舞台で結果を出したい」としている。

 県漕艇協会(注)は「三人が大学でボートを続けるのは県漕艇界にとってもうれしい話題。高いレベルの中で多くをつかんで成長してほしい」(矢島正恒強化部長)と期待している。

<2002/2/4付 長野日報11面より>

注:「長野県漕艇協会」は、現在「長野県ボート協会」と名称変更されています。


|| 戻る ||

Copyright(C) 1997-2002 NAGANO ROWING ASSN.