穏やかな湖上 春へ漕ぎ出す 諏訪湖にシーズン |
---|
氷が解けて暖かい春の陽気が感じられる諏訪湖に、水上スポーツのシーズンが到来した。下諏訪町漕艇場では、穏やかな湖上に漕(こ)ぎ出す選手の声が聞こえている。 ここ数年は、春からのシーズンインに備えて冬期でも乗艇練習が行われてきた。今年は冷え込みが増し、湖は全面結氷。五年ぶりに御神渡りも出現した。その間、選手たちは陸上練習に励みながら、水ぬるむ季節を心待ちにしてきた。 十四日には、一週間後に全国高校選抜大会に出場する選手など、諏訪地方の高校生選手を集めた強化合宿が三日間の日程でスタート。選手たちは一漕ぎごとにオールの感触を確かめながら艇を滑らせた。
諏訪湖では来月十三日に開かれる「第二十七回諏訪湖ロングレース」(長野日報社後援)を皮切りに、ボートシーズンが本格化する。
<2003/3/15付 長野日報より>
|