|| 長野県ボTOP | NEWS INDEX ||
'03インターハイ 夏にかける☆5☆

ボート男女ダブルスカル・岡谷東

前半から積極的な漕ぎで

 春の全国選抜でアベック入賞した男女ダブルスカルが、県勢としては一九九六(平成八)年以来のメダルに挑む。両クルーとも例年以上に体力トレーニングを積んだ。心肺機能を向上させるインターバル練習に重点を置き、スピードにも磨きがかかってきた。前半から飛び出す積極的な漕(こ)ぎで勝負する。

 女子の野村清香、直井希望は、下諏訪中からペアを組み全国中学選手権で優勝するなど、気心も知れストロークは力強い。高校一年から全国選抜など各種大会に出場し、全国では今春の全国選抜4位が最高。二人で臨む最後のレースで高校王者の座を狙う。
 野村は「ずっと二人でやってきた。最後は優勝したい」。直井は「意識が遠くなるほど力を出し切るローアウトを目指す」とする。

インターバル重点スピードにも磨き

 男子はパワーのある高木良、中学時代から経験がある林利洋のコンビ。
春は毎朝20キロの距離を漕いで力を付け、選抜で8位入賞。その後は、オールや体の動きを丁寧に確認する技術練習を多く取り入れ、パワーと技術がかみ合った漕ぎを目指してきた。
 高木は「全力を出して3位以上に入りたい」、林は「悔いの残らないレースをする」と意欲的だ。


[写真]インターハイを前に、水上練習をする男女ダブルスカルクルー
(手前の女子クルーは石が野村、左が直井、男子は右が高木、左が林)

<2003/7/31付 長野日報より>

|| 戻る ||

Copyright(C) 2003 NAGANO ROWING ASSN.