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今井(諏訪市赤沼出身)が3位入賞
ボート アジア選手権

 ボートのアジア選手権は28日まで、中国・広東で開かれ、日本代表として初出場した諏訪市赤沼出身の今井裕介(中大−岡谷南高出)が、クオドルプルとエイトの2種目で、いずれも3位入賞した。
 クオドルプル優勝は中国、2位がカザフスタン。エイトは中国が圧勝し、2位はインドだった。
 今井は「欲を言えば勝ちたかったが、目標のメダルがとれた。アジアでのレースの雰囲気や体調管理など、すべてがいい経験になった」としている。

<2003/10/1付 長野日報より>

今井選手(岡谷南高出 中大4年)
アジア選手権へ

ボート 2種目で上位狙う

諏訪市赤沼出身の今井裕介選手(21)=中大四年、岡谷南高出が、二十五−二十八日に中国広東で開くボートのアジア選手権に初出場する。若手選抜クルーでクオドルプルとエイトの二種目に出漕し、上位を狙う。

 高校時代は国体四位が最高。中大に進学後、全日本大学選手権などで活躍し、若手選手のし烈な国内競争を勝ち上がって二十三歳以下の国際大会(U23Nations Cup[注1])に三年連続出場した。しかし結果は二年時に準々決勝敗退、三年時に五位、今年は六位。「やっぱり国際舞台での結果がほしい」と、アジア選手権でのメダル獲得に闘志を燃やす。

 同じ高校出身で、県内で初めて[注2]五輪に出場した岩本亜希子選手(アイリスオーヤマ)の影響を受けてボートを始め、世界の舞台を目指すようになった。

 来年は社会人になる。諏訪に戻って競技を続けることも考えたが、就職先はボートの大学OBや五輪選手が多く在籍するNTT東日本東京に決めた。「やるからには自分も日本一と五輪を狙いたいので、いい環境でやれるだけのことをやってみようと思った。諏訪にはきっといつでも帰ってこれるから」。

 実業団入りを前に、大学最後の節目となるアジア選手権でどんな戦いを見せるか、期待がかかる。

[注1]:Nations Cupは昨年までの名称で、今年から"World U23 Rowing Regatta"と改称されたとのこと
[注2]:岩本さんは県内の「女子選手として初めて」の五輪出場選手です。ちなみに男子では「幻のモスクワ」を含め、これまでに4人が選ばれています。

<2003/9/25付 長野日報より>
[一部、記事に関して訂正・補足しました。ご了承下さい]


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