ボート全国中学選手権
女子かじ付きクオドルプル 下諏訪V |
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ボートの全国中学選手権は24日、静岡・佐鳴湖漕艇場(千b)で男女6種目の決勝などを行い、女子かじ付きクオドルプルの下諏訪A(柳沢、浜、高砂、熊谷、小山)が3分59秒92で優勝した。力強いストロークで中盤からトップに立ち、2位の美浜(福井)に1秒33差をつけてゴールした。 男子かじ付きクオドルプルの下諏訪(丹羽、北原、牛山、杉山、花岡)と岡谷南部中同好会(小口、岩井、太田、宮坂、佐々木)は敗者復活戦で敗退。男子ダブルスカルの下諏訪A(田中、関)、下諏訪B(今井、小口)、シングルスカルの西沢武尊(下諏訪)、女子かじ付きクオドルプルの下諏訪B(小松、辻村、両角、植松、名取)も敗者復活戦で敗れた。 ベスト記録 最後の夏に感激の「金」 女子かじ付きクオドルプルの下諏訪Aが、クルーのベスト記録で優勝を果たした。「絶対に勝つつもりで漕(こ)いだ。最高にうれしい」とクルーキャプテンの高砂。レース後、5人は涙で目を真っ赤にしながら感激に浸った。 スタートはバランスを崩して出遅れたが、すぐに立て直し、じわじわと順位を上げた。「死ぬ気で漕いだ」と整調の浜。500b地点でトップに立つと、後半は早めのスパートで、追い上げる美浜を振り切った。 全員が3年生。1年から同じメンバーで組み、「全国制覇」を目標に練習に励んできた。最後の夏、見事に有終の美を飾った5人は「みんなで頑張ってこれて良かった」と金メダルを手に書び合った。 (宮坂麻里)
<2005/07/25付 長野日報より>
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