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「キャッチ・ロー」掛け声合わせ
清陵高 端艇クラスマッチ
高校で「県下唯一」湖上の伝統行事
級友ら湖岸から声援

 諏訪清陵高校のボートクラスマッチ「端艇大会」が四日、下諏訪町漕艇場で開かれた。男子、女子、男女混合の3種目を行い、湖上の熱戦を繰り広げた。

 大会は、1901(明治四十三年)年に第一回を開催。戦時中に一時中断したものの、現在まで受け継がれている伝統行事だ。ボート競技のクラスマッチを行う高校は「県下唯一」(同校)といい、クラスの団結を図る大会として定着している。

 各種目とも、五人乗りのナックルフォアで五百メートルのタイムレースを行った。クラス代表になった選手は、夏休み明けから二週間にわたり練習を積んでおり、本番でも「キャッチ・ロー」の掛け声に合わせ、力強くオールを漕いでゴールを目指した。

 湖岸には大勢のクラスメートが陣取り、湖面を滑るように進むボートに盛んな声援を送っていた。

【写真】諏訪湖で熱戦を行った諏訪清陵高の端艇大会


<2006/09/05付 長野日報より>

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