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充実した環境整えたい
県ボート協会強化部長に就任した 天野修一さん

 ボートの盛んな諏訪地方で高校生の育成に力を注いで18年。今春から県協会強化部長に就任した。教え子を全国の表彰台にも導いてきた指導力に、周囲の信頼は厚い。「諸先輩の取り組みを引き継ぎながら、関係者と協力して県ボート界の発展を目指したい」と語る。

 下諏訪向陽高でボートを始め、筑波大でも競技に打ち込んだ。卒業後は体育科の教員に。初任校の諏訪清陵高では現役も続けながら端艇部監督を務め、生徒の早朝乗艇前に白身の練習をこなして国体で2度入賞。岡谷東高赴任後は指導者に専念し、自らの経験を生かして選手の育成に情熱を傾けてきた。教え子にはいつも「努力は裏切らない。頑張った分だけ可能性は広がる」と伝えている。

 昨年の国体で県勢は7年ぶりに入賞ゼロに終わり、地元選手の強化に工夫が求められている。今年度は新たに外部プロコーチと年間契約を結び、中高生や社会人が定期的に教わる機会を設ける考えだ。「選手が高いレベルで技術を学び、充実した練習ができる環境を整えたい」と県全体のレベルアップへ思いを強くする。

下諏訪町新町上。43歳。(宮坂麻里)


<2008/04/20付 長野日報より>
様々な方々の尽力で成り立つ長野県ボート協会の中でも、その主人公であるべき現役選手=現場の信頼がもっとも厚いと言えばこの天野先生をおいて他にはいないといっても良いでしょう。最前線で活躍する選手達がもっと楽しく、そしてもっともっと多くの仲間が永くボートに携わってもらえるような環境作りには欠かせない存在でもあります。強化部一同も全力でサポートしつつ、充実した環境を整えるべく頑張ります。

余談:『自らの経験を生かして選手の育成に情熱を傾け』られた選手の一人がこの記事の執筆記者であるこという点にもぜひご注目クダサイ、ね。(笑)


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