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コースのヒシ除去 中高生や社会人が作業
下諏訪町漕艇場
 県ボート協会、下諏訪町漕艇協会は九日、諏訪湖の同町漕艇場で水生植物ヒシの除去作業を行った。ボート競技に取り組む中学、高校生約六十人、社会人約四十人が参加。六レーン、千bのボートコースとその周辺で、繁茂したヒシを約二時間にわたって抜き取った。

 昨年から本格的に同コースのヒシを除去。下諏訪レガッタ(九月十四日)に向けて同大会エントリー予定者らが参加した。中学、高校生はエントリーにかかわらず、日ごろ練習しているコースを整備しようと協力した。

 ボート約二十艇が湖上に出て、長さ約二bのヒシが切れないように丁寧に引っ張り上げ、根から抜き取っていった。ボートはすぐにヒシでいっぱいになり、何回も町艇庫前まで往復した。湖岸でも作業に取り組み、暑い中、湖に入り除去作業を行う中学生もいた。

 両協会は「一昨年まで役員で除去していたが、それだけでは除去しきれなくなった。昨年はすごい量だったが、今年はその三分の一ほど。ヒシの実がつく前に除去することが大事」と、コース維持に汗を流していた。(今牧文孝)

【写真】上でヒシの抜き取り作業。ボートはすぐにヒシでいっぱいになった


<2008/08/10付 長野日報より>

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