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ボート 五輪代表の漕ぎ体感
武田、岩本が高校生指導

 ボートの五輪日本代表選手2人を講師に招いたボート教室(県協会主催)が24日、下諏訪町漕艇場で開かれた。4大会連続出場の武田大作(ダイキ)と、3大会連続の岩本亜希子(アイリスオーヤマ)=諏訪市出身=が、諏訪地方の高校生を指導。一線級のアスリートの速さを肌で体験した参加者は「いい刺激」「感動した」と口をそろえた。

 武田は国内のボート競技の第一人者。シドニー五輪では軽量級ダブルスカルに出場し、ボート日本勢初の6位入賞を果たした。北京五輪では同種目13位。全日本選手権のシングルスカルでは、史上最多となる9回の優勝経験を持つ。岩本は、北京五輪の女子軽量級ダブルスカルで9位。

 教室は、県協会の強化部メンバーと2人が旧知だった縁から実現。諏訪地方の高校5校のボート部員約70人が参加した。

 2人はシングルスカルの手本を示した後、5人乗りのかじ付きクオドルプルで高校生と同乗した。岩本(編者注:「武田」の誤記でしょう)のすぐ後ろで漕いだ君島将太君(岡谷東)は「力強さが全然違い、ついていくのに精いっぱいだった。すごい体験ができた」。河口瀬奈さん(諏訪清陵)は、岩本から「力を入れるイメージを持つことが大事」と湖上で助言を受け、「速くていっぱいいっばいだったけど、感動した」と話していた。(大枝令)

【写真】岡谷東高のボート部員とボートに同乗する武田大作(左から2人目)


<2008/11/25付 長野日報より>

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