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下諏訪で全国レガッタ 町民参加の実行委発足へ
 下諏訪町漕艇場を会場に今年、2つの全国大会開催が計画されている。6月13日から2日間は第2回全日本マスターズレガッタ(日本ボート協会主催)、10月3、4日には、第18回全国市町村交流レガッタ(全国ボート場所在市町村協議会主催)が行われる。全国市町村交流レガッタに向けては近く、町民参加の実行委員会が発足する予定。同実行委が全日本マスターズレガッタにも協力するなど、大会成功に向けて町を挙げて取り組んでいく。

 全日本マスターズレガッタは、年齢に関係なく気軽にボートを楽しもうと開催する。昨年5月に愛知県東郷町で開いた第1回大会には約260クルー、730人が参加。第2回大会も700―800人の選手と役員ら合わせて1000人規模になる見込みだ。

 全国市町村交流レガッタは、同町で開催した1993年の第2回大会の参加者は、約40クルー、300人だった。昨年9月に岐阜県海津市で開いた第17回大会は約100クルー、720人に増加。今年も700―800人の選手と役員ら合わせて1000人規模になる見込みだ。

 全国各地の大会会場は、ダム湖や海辺、河川が多く、諏訪湖のように市街地、観光地、宿泊施設と近い漕艇場は少ないという。立地的にも全国から集まりやすく、多数の来町が期待される。

 両大会とも初日に予選、2日目に敗者復活戦と決勝が行われ、多くの宿泊や飲食が見込める。実行委は総務、施設、宿泊・観光、交流・接待、救護、競技の6部で構成する方向で細部について協議していく。

 県ボート協会長の青木悟町長は「町全体で選手、関係者を迎える大会、いい交流を深めて下諏訪へ来てよかったと思ってもらえる温かい大会にしたい。町全体でにぎわいをつくってくれれば」と期待している。


<2009/01/09付 長野日報より>

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