「諏訪ボートクラブ」始動 |
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土曜日の中学生湖上で健全育成
諏訪ボートクラブ発足
諏訪湖の自然などを適して青少年の健全育成を目指す「諏訪ボートクラブ」がこのほど発足し、25日、諏訪郡下諏訪町漕艇場でボート教室を開いた。学校完全週5日制の受け皿の役割もあるという。将来は総合型地域スポーツクラブを目指す。
同クラブの運営、指導は、諏訪中学校教諭の胡桃薫さん(38)をはじめ、高校や中学校のボート部コーチなどをしている県ボート協会員らが当たる。クラブ員は当面、同中学校の有志生徒17人だが、いずれ他の学校にも呼び掛けていくという。
ボート教室の生徒たちは初心者で、25日から本格的な活動が始まった。生徒たちは、ナックルフォアやオーシャンスカルというボートに乗り、指導者にオールの扱い方やこぎ方などを教わりながら水をかいていた。
毎月2回、土曜日に開き、10月に開かれる下諏訪レガッタにも出場する予定だ。
同クラブは、ボートシーズン以外の活動としてスケートやスキー教室などを開く計画も立てている。このほかキャンプや奉仕活動といったイベントにも参加する方針だ。
<2002/5/26付 朝日新聞長野版33面より>
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諏訪湖を生かして青少年育成
第1回教室・中学生が汗
身近な諏訪湖の自然を生かした青少年育成を図ろうと、諏訪地方の有志が「諏訪ボートクラブ」を発足、活動をスタートさせた。当面、地域の社会体育活動として中学生対象のボート教室などを開いていく。二十五日には初回の教室を下諏訪町漕艇場で開き、約十五人が湖上でオールを起った。ボート競技経験者の有志が昨年十月ごろから発足の準備を進めてきた。諏訪湖のボートを中心に、多彩なスポーツ活動を展開する。当面は、中学生の社会体育として活動を進めながら、幅広い年齢層が参加する地域スポーツクラブを目指す。
現在、クラブメンバーは諏訪市の諏訪中学校生徒十七人。指導にはボート競技経験者の有志メンバーらが当たる。毎月二回ほど、休日となる土曜日にボート教室を開き、競技に親しんでいく。大会参加も計画している。初回の教室では、生徒たちが四人乗りのクオドルプルなどに乗艇。ゆっくりオールを動かしながら、艇が水上を進むのを楽しんだ。
<2002/5/26付 長野日報14面より>
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