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明日から諏訪湖レガッタ
強豪迎え県勢力試し
--初V狙う成年の牛山--少年の朝倉も注目--

 ポートの第26回信毎諏訪湖レガッタと第4回全国ナックルフォア大会は10、11の両日、諏訪郡下諏訪町漕艇場(千メートルコース)で、県内外から昨年よりも60クルー以上多い248艇がエントリーして行う。強豪クルーを地元に迎える県勢が、高校大会や国体に向けて力を試す。

 少年男子シングルスカルの朝倉大貴(諏訪実高)に注目。3月末の全国高校選抜大会で2位になり、世界ジュニア選手権の日本代表候補に選ばれた。ただ、高校選抜は二千メートルで行われ、持久型で後半に強い朝倉が千メートルでスプリントカを発揮できるかがポイント。4月の中日本レガッタ優勝の伊藤(岐阜・恵那高)、今月5日の朝日レガッタ優勝の井手(愛媛・今治西高)らライバルと争う。

 ダブルスカルの少年勢は男女とも岡谷東高に期待がかかる。全国高校選抜では女子の野村、直井ペアが4位。男子の高木・林ペアは8位。昨年2位の女子は2人そろっての乗艇練習が不足しているが、富山や福井など全国トップレベルのクルーに食い下がりたい。  少年(高校)県勢の優勝は第20回大会を最後に遠ざかっており、ここ数年は全国大会でも低迷している。ボート部員が増えている学校もあり、今大会で浮上のきっかけを目指す。

 成年男子は牛山英俊(全諏訪)がシングルスカルで初優勝を狙う。2月の全国マシンローイング大会で8位になり、アジア選手権に出場した。6月の全日本選手権を視野に入れながら今大会に挑む。ダブルスカルの全諏訪(牛山、北沢)は3連覇を目指し、前回2位だった舵手つきフォアの全諏訪は優勝奪回を狙う。

<2003/5/9付 信濃毎日新聞より>

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