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『トークタイム』
練習・勉強どちらも全力
ボート競技続ける山梨大学医学部4年生
 丸山 悠太さん(21)

 「つらいことの方が多いけれど、ボートはやりたくてやっているし、医者にもなりたいから勉強している。どちらもおろそかにしたくない」
 山梨大学医学部(山梨県中央市)の4年生。諏訪湖の下諏訪町漕艇場で10、11日に開かれた第31回信毎諏訪湖レガッタの成年男子シングルスカルに出場。忙しい勉強の合間を縫い、大会初日は徹夜明けで山梨から駆け付けた。

 辰野町出身で、諏訪清陵高校時代は端艇部で活動。大学でも競技を続け、2年生から本格的な練習を積みたいと全諏訪に所属。平日は授業後にウエートトレーニングなどを積み、休日は諏訪湖に戻ってオールをこいでいる。「スピードに乗ってボートが進む感触が楽しい」
 小さい子どもが好きで、将来の希望は小児科医。できれば、医師不足に悩む長野県で働きたいと考えている。来年は病棟実習などでさらに忙しくなるが、準決勝で4位に終わり、決勝に進めなかった今大会の結果はしっかりと反省。「体力も技術もまだまだ。またきっちりとトレーニングしたい。


<2008/05/15付 信濃毎日新聞より>

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