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諏訪清陵端艇部
インターハイへ猛練習
シングルスカル高木君は優勝候補

 諏訪清陵高校の端艇部が、広島県福山市で四日(水)開幕する全国高校総体−(インターハイ)に向け練習に励んでいる。中でもシングルスカルに出場する部長の高木慎也君は優勝候補の一人。周囲の期待も高まっている。

 高木君は初出場。昨年夏以降、調子はめきめきと上がっており、今春の全国選抜大会では二位に輝いた。最終調整練習では、同部OBの平林幸哉コーチも納得の仕上がりをみせていた。

 全国選抜の実績を踏まえ、高木君は「選抜で一位だった相手も出るので今度こそ破って優勝したい」と意気込む。インターハイ後の国体予選にも照準をあわせて練習に取り組んでいる。

 また、インターハイには、五人乗りのクオドルプルにも男女各一チームが出場する。いずれも昨年の経験者が主体。チームバランスも良く、上位入賞がねらえる位置につけている。

 アテネ五輪のボート競技に地元の岩本亜希子選手が出場を決ぬたが、選手たちは「励みになる」と練習の糧にしている。監督の味沢秀治、橋本智両教諭も「三年生の多くは最後の大会なので頑張ってほしい」と期待していた。

【写真】インターハイに向け練習に励む高木慎也君

<2004/08/01付 市民新聞より>

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