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諏訪清陵端艇部
OBらがボート2艇寄贈
全国大会控え部員大喜び
 諏訪清陵高校端艇部OBらが十三日、同部に新艇二艇を寄贈した。十年ぶりに新艇が導入され、全国大会を間近に控えた部員は「先輩の気持ちにこたえたい」と気合を入れていた。

 寄贈したのは昨年末に発足した「清陵高校へボートを贈る会」(山崎壮一代表)。約百五十人から二百六十万円の募金が集まり購入した。

 新艇は男女用の舵手付クオドルプル艇(四人漕ぎ)各一艇。校歌の七、八番の一節から男子用は「英傑」、女子用は「朝嵐」と命名した。

 この日は同部艇庫前で寄贈式があり、関係者八十人にお披露目された。同部顧問の味澤秀治教諭は「先輩の熱い思いを胸に秘め活動していきたい」と感謝。高木慎也主将は「先輩の期待にこたえ、全国大会では清陵高校の名前を広めてきたい」と意気込みを語っていた。

 式終了後には模範漕が行われ、新艇に乗り込んだ部員たちは喜色満面。OBが見守るなか、「英傑」と「朝嵐」は島崎川を滑るように進み、部員たちはそのスピード感を楽しんでいた。


【写真】喜びをかみしめながら艇を漕ぎ出す部員

<2004/03/14付 市民新聞より>

波状線
 ◇…諏訪清陵高校端艇部の「新艇贈呈・進水式」が十三日、諏訪市の島崎川河口近くにある同部艇庫前で行われた。OBと同窓会有志により寄贈された新艇二艇とオールの安全祈願を行い=写真、現役部員が島崎川で初漕(こ)ぎを披露した。

 ◇…式には同部OBと同窓会有志、現役部員ら約七十人が出席。OB代表の小松良樹さん、県ボート協会の中島伸一副会長らが「この艇で新たな伝統を築いて」「日本一を目指して」などと部員の活躍を期待した。また神職による安全祈願が行われ、シーズン中の無事と勝利を祈った。

 ◇…艇は四人漕ぎの舵手付きクオドルプルで男女用二艇。OBらが募金を呼び掛けて集めた約二百六十万円で購入し、艇名は同校校歌から「英傑」「朝嵐(ちょうらん)」と付けられた。同部の新艇導入は、四人漕ぎ種目艇では一九九四年以来十年ぶり。

<2004/03/14付 長野日報より>


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