2002 長野県高等学校総合体育大会 ボート競技会

W1Xで関洋美(3年)さんがインターハイへ!


W1X:関洋美選手  2002年度 高校総体長野県予選は6/1に下諏訪漕艇場にて実施されました。先日の南信地区予選から2週間。各校とも試験期間などを挟みながらも、練習を積み重ね、8月の全国大会代表を決めるレースに臨みました。

レースはこれまでの大会と同様に早朝から好コンディションに恵まれました。ほとんどのクルーが、前回のタイムを更新し、レベルアップの成果が発揮されたようです。全国大会に向けて更なる向上を期待したいものです。

女子シングルスカルは南信大会に引き続き、諏訪清陵3選手のみのエントリーでした。3年生で、県選抜候補にも選ばれている関選手が1位となり、インターハイ出場権を獲得。タイムも前回から10秒更新する合格点のレースでした。清陵のインターハイ出場は、これで12年連続となります。2年生の渡辺、伊東選手も、前向きな取り組みで、それぞれレベルアップ。シングルスカルで自信をつけました。

W1X:渡辺香織選手  W1X:伊東美佳選手 

男子は3年生の宮坂選手が南信大会に引き続きシングルスカルでエントリー。前回から大幅にタイムを縮めましたが、岡谷東・横沢選手と諏訪実・朝倉選手などに及ばず3位。最後の夏も全国切符には届きませんでした。相棒の今井選手が不本意ながら欠場し、ダブルスカルでの出場を断念するなど、最後のレースは決して納得できる形ではなかったとは思いますが、最後まで前向きに後輩達を支えてくれました。

M1X:宮坂翔選手  M4X+

2年生男子4人は県予選に向けての意気込みが一番強かったクルーと言っても良く、この1週間での艇速は日に日に伸びていくのがよく分かる練習が多かったと思います。目標は前回からの10秒短縮としましたが、これを見事にクリア。岡谷東高にはまだまだ及びませんでしたが、オール2年生のクルーとしては大健闘の2位でした。

結果的には、大きな波乱のない順当な結果、と評する関係者が多かった大会だったと思います。しかしこの全国大会への関門に向けて、今までの取り組みを見直して、より高いレベルを目指そうという意欲の現れた選手・クルーが増えてきたと感じた大会でもありました。
今月は中日本、北信越総体、福井レガッタとレースが続きます。レース経験を次に生かしつつ全国を視野に入れたレベルアップを期待したいものです。


|| レース記録(長野県ボート協会サイトに掲載) ||

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