2002年度 高校総体南信地区予選は5/18に下諏訪漕艇場にて実施されました.例年通り5月の開催となりましたが、当日はあいにくの雨模様となりました。すでに先週開催された信毎諏訪湖レガッタでレース感覚を掴んでいたクルーも多く、昨年に比べると好コンディションも手伝ってタイムは全般的に向上していたように思われます。
女子シングルスカルは諏訪清陵の3選手のみのエントリーとなり3年生の関選手が1位、2年生の渡辺、伊東選手がそれぞれ2位、3位となりました。県選抜メンバーに選ばれている関選手には好タイムが期待されましたが、やや緊張感に欠ける展開でタイムは今ひとつでした。2年生の2人は、まだ経験の少ない中でそれぞれの課題を抱えてのレースでしたが、今後につながる漕ぎができたと思います。
男子は3年生の今井選手が体調不良によりダブルスカルの相棒・宮坂選手はシングルスカルでエントリー。パワーのある岡谷東・横沢選手とバランス感覚のいい諏訪実・朝倉選手などシングル経験の豊富な相手に善戦し、2位に食い込みました。
2年生男子4人はクオドルプルでの出場で、1年生からの大抜擢有賀選手をコックスにレースに臨みましたが、スタートで腹切りしてオールが折れるトラブルが発生。審判の配慮で再レースとなり、信毎レガッタからわずかながらベストタイムの更新となりました。雨天でのレースや、レース中の故障などいろいろな意味で勉強した大会だったと思います。特にトラブルはインターハイ予選や全国大会では、経験することがないようにしたいものですね。
注目の県大会は2週間後に開催です。女子シングルには昨秋の新人戦で優勝した諏訪実・宮本選手が復活予定(と思ったら、クオドの漕手で復活らしいです??)。ブランクがあるとはいえ侮れない存在デス。関選手の健闘はもちろん清陵全クルーのベストパフォーマンス発揮を期待しましょう!