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1・2年生クルーのデビュー戦、秋の高校新人戦が10/4に開催されました。諏訪清陵からは、男女5種目に7クルーがエントリー。男女のクオドルプルと男子のシングルスカルが優勝。女子クオドBと男子ダブルが2位となり、10/18・19に愛知池で開催される中部高校選抜大会への出場権を獲得しました。この大会は、来春の全国大会への予選会も兼ねており、特に男子クオドとシングルスカルが非常に楽しみな存在です。また、上位には食い込めなかったものの、女子シングル・島田が3位、男子クオドのBクルーが4位となりました。他校もレベルアップする中で、上位大会には進めませんでしたが、チームとしての総合力が上がっていることを実感できたことと思います。
M4x+ A 神渡 C:今井将軍(2) S:高昂(2) 3:岩垂慶(2) 2:岩波悠紀(2) B:丸山悠太(2) M4x+ B ひのき C:有賀友彦(1) S:河西健太郎(2) 3:志村昌英(1) 2:古田暁宏(1) B:酒井悠佑(1) 力のある2年生を揃えたAクルーは、「全国切符」のかかる中部選抜を想定した前哨戦。「同じイメージで艇を動かす」をテーマにしてきたが、まだまだ発展途上?!
レースはスタートから主導権を握ったものの、力任せの漕ぎで後半は明らかにパワーダウン。それでもこの時期の諏訪湖で3'30"を切れたことは評価できる、かな? 次への課題も見えたレース。まだまだ艇速伸びそうな予感ですBクルーはリズム抜群の河西を整調に据えた1年生中心のクルー。練習量が少ないこともあって本番で普段通りの力を発揮できなかったのが残念。スタートから出遅れてしまい、後半でややリズムを持ち直したものの、ライバルと目する東高の1年生クルーに10秒近い差をつけられてしまった。練習のリズムが出せていれば・・・と思う部分はあるものの、それも含めてすべてが実力。レース後に見せた悔し涙を忘れずにオフシーズンのトレーニングに臨もうね!(そうすればきっと楽しい春が来るさ)
M2x S:仁科賢人(2) B:宮坂直樹(2) 「清陵でもっとも上手い」と定評のある仲良しダブルだが、レース初体験のみやがいつになくキンチョー。普段からは想像もできないほどカタくなってしまったようだ。曰く、「アタマの中、真っ白デシタ・・・」
そんなコトもあって思い通りのレースにはならなっかったが、これも大事な経験。幸いにも中部選抜への出場権を得たので、次はぜひとも自分を見失わないレースをしようね!M1x S:高木慎也 力強さでは文句なしの期待のスカラー。前半から積極的に飛び出してタイムを狙うが、課題とされた中盤過ぎで予想以上のペースダウン。ラストで巻き返したものの、目標タイムに届かず・・・。男子クオドとも共通の課題なのだが、「もっと楽に前半のスピードを出して、後半に余力を残す」ペース配分がまだつかみ切れていない感じですね。まだまだこれからですよ! W4x+ A あららぎ C:山崎玲香(1) S:大森詳子(1) 3:岩波美樹(1) 2:小林裕貴(2) B:北原真理(2) スタートはややぎこちなかったものの、コンスタントでは安定したリズムで500mを目標の2分カットで通過。ここからも積極的に盛り上げてタイム落ちを最小限に食い止めることができた。目標の3分台には届かなかったが、細かなミスや合わせるポイントの改善ですぐに艇速アップできそうな手応えアリ、ですね!
「スタートでミスっちゃったんですよぉ・・・」とか言ってるヒトもいたみたいやし(笑)W4x+ B 麗水 C:森田陽香(2) S:山田ゆり(2) 3:岩波佳菜(1) 2:河西桃子(1) B:多田涼子(2) 前週のトライアルではAクルーとの力の差を感じさせた麗水クルーも、1年生の成長とともにレベルアップ。スタートではAクルーにしっかりとついていって、300mまでは水の空かない好レース。500mもベストタイムの2'05"で通過。しかしここから疲れとともにストロークのロスも大きくなってしまった。それでも昨年のタイムをわずかながら上回る4'14"でゴール。セカンド(第2)クルーでこのレベルを達成できた意義は大きい。疲れた時の漕ぎの改善とレース強度への慣れでまだまだ良くなる可能性あるよ W1x S:島田実幸(2) この種目は、他校の力のある選手が揃う激戦区。パワーと技術のバランスがいい東高・中山と、荒削りながら強いドライブを持つ南高の松本。スタートから両者が積極的に飛び出し、島田はやや出遅れる展開。ここまでは想定の範囲内であったが、コンスタントの一本一本でなかなか相手との差が詰まらない。テクニックもリズムも悪くない。とすればそれはパワーの差。課題は明確だ。そして冬はそれに取り組む絶好の時間。