我々諏訪清陵高校端艇部は、昨年のインターハイ、国体、全国選抜出場へと、今までの女子の活躍に加え、男子の活躍も目立ちはじめた。そして先輩方に続くために、今年も練習をつんで、部員全員が一丸となって大会に臨んだ。
インターハイ予選(5月29日) |
男子シェルフォア1部 |
1 岡谷南A 3分30秒15
2 諏訪清陵A 3分34秒45
|
同2部 |
1 岡谷南B 3分36秒36
2 諏訪清陵B 3分41秒21
|
男子ダブルスカル1部 |
1 岡谷南A 3分35秒05
2 諏訪清陵A 3分36秒02
|
同2部 |
1 諏訪清陵B 3分45秒36
2 岡谷南B 3分55秒17
|
男子シングルスカル |
決勝
2 諏訪清陵(小口) 3分58秒15
5 諏訪清陵(花岡) 4分04秒72
予選
4 諏訪清陵(北沢) 4分32秒47
|
女子シェルフォア |
1 諏訪清陵 3分51秒99
2 岡谷南 3分55秒33
|
女子ダブルスカル |
1 諏訪清陵 4分02秒19
2 岡谷南 4分08秒31
|
女子シングルスカル |
2 諏訪清陵(伊東) 4分35秒10
3 諏訪清陵(柳沢) 4分43秒51
|
昨年の新人戦の結果を全くひっくり返されてしまった結果となった。女子シェルフォア、ダブルスカルのインターハイ出場が決定した。苦しい練習に耐えてきた男子の先輩達の涙は1・2年部員は決して忘れることはないだろう。インターハイ出場を決めたクルー、おしくものがしたクルー、それぞれが、何か勝敗より大きなものを手にしていたように思えた。
北信越高校総体(6月10-12日・富山県漕艇場) |
男子シェルフォア |
準決勝 3位 |
男子ダブルスカル |
準決勝 3位 |
男子シングルスカル(小口) |
敗復 2位 |
女子シェルフォア |
準決勝 3位 |
女子ダブルスカル |
決勝 3位 |
女子シングルスカル(伊東) |
敗復 4位 |
インターハイを前に、全クルー健闘した。
ここまでのクルーメンバーは、
男子シェルフォアA |
C 岡西正明
S 鴨志田玄
3 河西雄一郎
2 長崎伸哉
B 植松良彦
|
男子シェルフォアB |
C 飯田尚樹
S 増沢暁
3 小椋大輔
2 菊池史典
B 鎌倉広貴
|
男子ダブルスカルA |
S 宮坂真二
B 小松正典
|
男子ダブルスカルB |
S 高林智洋
B 小松正彦
|
男子シングルスカル |
小口貴彦/花岡聡/北沢秀彦
|
女子シェルフォア |
C 米山明日香
S 守屋紀久子
3 古原理子
2 會田琴子
B 山田恭子
|
女子ダブルスカル |
S 田中里美
B 千村有律
|
女子シングルスカル |
柳沢みどり/伊東初恵
|
インターハイ(8月7〜10日・富山県漕艇場) |
女子シェルフォア |
1次予選 |
2 諏訪清陵 4分04秒52
|
2次予選 |
1 諏訪清陵 3分56秒02
|
準決勝 |
3 諏訪清陵 3分59秒01
|
女子ダブルスカル |
1次予選 |
2 諏訪清陵 4分23秒50
|
2次予選 |
2 諏訪清陵 4分18秒38
|
準決勝 |
3 諏訪清陵 3分46秒71
|
残念ながら決勝に進出は、できなかったものの、2年生にも多くの経験ができたと思った。全国の厚い壁に挑む姿は、我々にとって、来年への大きなはげみになった。
さて、今年より国体への出場は県選抜メンバーでの出場となり、清陵からも、岡西正明、鴨志田玄、河西雄一郎、米山明日香、古原理子、守屋紀久子、の以上6名が選抜された。
北信越国体予選大会(8月14日・石川県日本海コース) |
男子シェルフォア |
3 長野選抜
|
女子シェルフォア |
3 長野選抜
|
残念ながら女子は国体出場はならなかったが、男子は強豪の北信越勢を相手に健闘し、国体出場を決めた。
第49回国民体育大会(10月22日〜25日・愛知池漕艇場) |
男子シェルフォア |
予選 |
1 長野選抜 3分34秒39 |
準決勝 |
1 長野選抜 3分29秒08 |
決勝 |
3 長野選抜 3分26秒78 |
夏の覇者、インターハイ優勝の美濃加茂高校を準決勝で破り、見事決勝では3位入賞という素晴らしい成績をおさめた。水不足での大会延期も、選抜メンバーの練習量の増加へと、プラス面に影響して本当に良かったと感じた。これを良い刺激として、来シーズンも頑張ろう気持ちを入れ替え、新メンバーで大会に臨んだ。
新人戦(10月2日) |
男子シェルフォア |
1 諏訪清陵
|
男子ダブルスカル1部 |
1 諏訪清陵A
|
同2部 |
3 諏訪清陵B
|
男子シングルスカル |
予選
4 諏訪清陵(堀内)
決勝
1 諏訪清陵(北沢)
諏訪清陵(鎌倉)
|
女子シェルフォア |
1 諏訪清陵
|
女子シングルスカル |
1 諏訪清陵(伊東)
|
出場種目すべてが次の大会へと進出するという快挙を成し遂げ、幸先の良いスタートを切ることができた。
第8回中部高等学校選抜競争大会(10月30日・愛知池漕艇場) |
男子シェルフォア |
決勝
6 諏訪清陵
|
男子ダブルスカル |
決勝
2 諏訪清陵
|
男子シングルスカル |
決勝
5 諏訪清陵(北沢)
|
女子シェルフォア |
決勝
4 諏訪清陵
|
女子シングルスカル |
決勝
6 諏訪清陵(伊東)
|
出場クルー中、3クルーが来年の全国選抜への出場権を得た。この経験を来シーズンへ生かせるようにと心に決め、今シーズンを終えた。
選抜クルーの素晴らしい成績は、我々に大きな希望を与えてくれた。「やればできる」ということが実証されて、自信を持って来シーズンは戦えそうである。単独クルーでも十分に全国で通用する力をつけてゆき、目標としているものを、つかみたい。そのためには、我々は、苦難にひるんではならない。自分と仲間を信じて、前に進むだけだ。
(植松 良彦)
<会誌 「清陵46」より転載>
|