こらむ:総合優勝のヒミツ?早稲田のインカレ総合優勝は、部の一体感を感じさせるいわば「システム」の勝利といえよう。特に女子は完全な「少数精鋭」体制であるが、今季無敗のダブルスカルとオリンピック代表の吉田選手だけで大量得点を獲得した。
総合成績において最大のライバルは、強力な男子クルーを擁する日大であろうというのは私の読み通りでもあったのだが、一歩間違えば?総合優勝は日大だったという事実に気づくに及び、その駆け引きの妙を実感したのである。「日大がインカレで総合優勝できないのはなぜか?」答えは簡単。「女子の得点がないから」であったことは明かである。これを打破するきっかけ(かどうかは知らないが)とすべく今季から登場したのが期待の新人:女子シングルスカルの佐藤であった。今回のインカレも1年生ながら恵まれた体格とセンスの良さを発揮して5位入賞した将来楽しみな選手である。
実はこの佐藤、ごく僅かの差で決勝進出を逃してしまったのだが、これが結果的に男女総合優勝を早稲田にもたらす結果となったという見方もできなくはない??。もし彼女が決勝に進出していれば...日大の総合優勝だったと思うのは私だけでしょうか。
いやぁ、勝負ってわからないものですねぇ。そう考えていきますと...、準決勝で佐藤さんをわずかの差で抑えた陰の功労者!にもちょこっと感謝してみるってのはどうですか?
そうはいっても総合優勝を狙えるシステムを築き上げていることは、やはり素晴らしいと思うのです。某高校のボート部も見習いたい「システム=総合力」づくりのスタイルだと思います。
来年もこの強さが発揮されることを期待しております。つまらん話題でごめんなさい。でわ