1998 全日本選手権競漕大会

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男子エイトはNTT東京! 岡西 正明 君('95卒[98回生])、惜しくも準優勝

埼玉県・戸田漕艇場において第76回全日本選手権競漕大会は6/4〜7の4日間にわたり開催されました。梅雨空のやや寒いコンディションの日が多い大会でしたが、今年もNHKの実況中継などの効果もあって盛り上がりを見せました。
なお今大会においてレース結果をWWWにて公開するサービスがスタートしました。これは全国の中でもいち早くウェブサイトを立ち上げた静岡県ボート協会の企画によるものです。全レースの記録は上記サイトに掲載されておりますので、当ウェブには掲載いたしません。何卒ご了解の上、静岡県ボート協会ウェブをご覧いただきますようお願い申しあげます。

諏訪清陵端艇部の卒業生もこの「日本のトップを決める大会」に出場しておりますので、ここではその活躍をお伝えしましょう。

[男子エイト]

今年最大の注目レース!
 岡西正明選手は昨年に引き続き中央大エイトのコックスとして出場。昨年は社会人の強豪を相手に見事な逆転レースで全日本タイトルを獲得し、今回は自身の2連覇と中央大の3連覇を懸けた大会となりました。
中央大は予選からNTT東京と対戦し敗復まわりの展開となりましたが、学生クルーとしてはずば抜けた力を発揮して決勝進出しました。決勝の相手は奇しくも昨年の顔ぶれと全く同じ(NTT東京,東レ滋賀,トヨタ自動車)ということもあり好レースが期待されました。
 決勝レースは、スプリンターのトヨタと今季負けなしのNTTが先行するも4クルーが競り合う状況で500mを通過。ここからリズムの良いNTTがジリジリと抜け出して1000mで半艇身中央は得意の後半に懸けるべくハーフ過ぎから追い上げますが、NTTの漕ぎが素晴らしく、差は逆に開く一方となってしまいました。ラストは中盤の踏ん張りが祟ったせいかややペースダウンしてしまいましたが、追い上げた東レ・トヨタをかわして2位を確保する結果となりました。

 今年の決勝を見て感じたのは、社会人の底力と対抗する学生クルーの厳しさでした。3年前、「もう全日本エイトで学生は勝てないのか?」と言われた状況を見事に覆した中央大クルーですが、その昨年・一昨年の主力メンバーの何人かは、今年のNTTや東レといったライバルクルーに乗っています。私大がいかに優秀な高卒の新人を獲得したとしても、実業団相手に毎年トップの座を守ることは大変困難なことと言えましょう。それでもこうした社会人と互角以上に渡り合えるクルーを作ってきたことは十分誇りにしても良いのではないでしょうか。

 ついでに生意気なことを書かせていただくと、昨年の中央大が「底知れぬ若さのパワー」とするなら、今年のNTTは、一言でいって「オトナの漕ぎ」をしていたと思います。昨年に比べるとクルーのまとまりとリズムが格段に良くなっていましたし、ベテランと若手がうまく噛み合っているように感じられました。この強さは1990年から3連覇した頃と比較しても遜色ないものではないでしょうか。(それよりも驚きなのは、90年当時のメンバーが今年もまだ頑張っているという事実です。凄すぎる...田辺さん。)

 なお男子エイトには、このほか早稲田大から鴨志田玄選手('95卒[98回生])が出場しましたが、残念ながら最終日(8位以内)には残ることができませんでした。インカレに向けて心機一転、がむばっていただきたいものです。

[女子舵手なしペア]
 早稲田大学の宮坂まりっぺ選手('97卒[100回生])は、昨年に引き続きなしペアでの出場となりました。村上ヘッドコーチの「昨年より100倍もいい!」という言葉を自信に決勝進出を目標に奮闘しましたが、結果は10艇中6位ということで見事入賞を果たしました。まあ、昨年と順位は同じですが、昨年は実質ドベでしたから、大きな進歩といえましょう!
 スカルに比べてスイープ(1本オール)は他の漕手合わせるテクニックがポイントです。特に各サイドを1人ずつが担当するペアは、2人のユニフォミティがそのまま艇の動き(蛇行やバランス)につながる難しさがあります。
技術もテクニックも(..って、意味フメイやね??)まだまだ伸び盛りのまりっぺさんですので、これからに期待ですね。まとまりのある明治生命やインカレ覇者の日体大などには届きませんでしたが、強豪のインテックに競り勝った経験を今後につなげて欲しいと思います。 なお、まっりぺさんへのファンレターは常時募集しております。
その他の出場選手
[男子舵手付フォア] 準優勝!:宮尾敏晴さん('87卒[91回])=中部電力 昨年の国体に続く上位入賞です。
[男子舵手なしクオドルプル]:高林智洋さん('96卒[99回])=明治大

点描:全日本、様変わりの予感? 〜今年の全日本で印象に残った点をいくつか〜


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