1999 World Cup ニュース No.10


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 From: 	Aberowing@aol.com[SMTP:Aberowing@aol.com]
 Sent: Monday, July 12, 1999 8:31 AM
 Subject: 次ぎは世界選手権


ナショナルチームより

ワールドカップ遠征中に多くの応援メイル、本当にありがとうございました。
それは 選手にとってはもちろん、スタッフにとって大変心強いものでした。

すでに、インターネットなどでルツェルンの結果をご存知の方もいらっしゃる
と思います。

我々のすべてのクルーが、残念ながら準決勝へ進む事が出来ませんでした。

レースが終わった後には、世界選手権に向けてのトレーニングをすでに始めて
います。


簡単に総括
LM4は 我々の上に 5‐6秒のレベルで多くのクルーが並んでいるように
思えます。
この5‐6秒のレベルアップをする余地は我々にとって正しいテクニックの習
得で必ず実現できると感じています。

LM2X は厳しいながらも、FINAL‐Bで中位〜上位で戦えるレベルに
あるように感じます。

LW2X は一層レベルアップの余地が多くあるはず、良いキャンプで大きく
変わる可能性は大ではないでしょうか。

また絶対的漕力(生理学的な進歩)については 
我々の選手は生活環境上やむおえない理由もあって、欧米の選手に比べて秋冬
の準備期間の総トレーニング量が少ない。
この遠征からモントリオールでの良いトレーニング(質と量)によって進歩す
る可能性は少なくないのではないでしょうか。

いずれにしても、オリンピック出場にむけて攻めるのみです。

本日10:50のフライトで一時日本へ帰国します。
そして今月26日に世界選手権事前合宿地のモントリオールへ出発します。

今後も応援よろしくお願いいたします。

コーチ 阿部 肇


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