ボート競技のご紹介


-- Harmony on The Water --

ボート競技の素晴らしさを言葉にするのは容易なことではありません。水温む早春の諏訪湖、初夏の上川の岸辺の緑、晩秋の空に響くコックスのかけ声....これらの風景に溶け込むボートの美しさは想像を絶するものなのです。

また毎年8月に行われる全国高校総体(インターハイ)の印象はとりわけ鮮烈です。 大歓声の中で繰り広げられるたった3分半のレースに選手達は1年間の積み重ねをすべて発揮します。

一糸乱れぬ漕ぎ手の調和と水面を滑る艇との一体感は、ボートを漕いだ者だけが知ることのできる最高の快感であり、また見る者にも深い感動を与えます。ボートが「水上のハーモニー」といわれる所以はここにあるのです。

             Women's Four with coxwain
               '92 インターハイ・国体3位クルー
Race of Four with coxwain Men's Double Scull
諏訪湖のレース風景(一番手前:清陵) '95インターハイ準優勝クルー

水上のF1ドライバー,コックス

「体力には自信がない」「体が小さいからボートなんてムリ」なんて言ってる人、いませんか?4人漕ぎのボートの一番後ろに座っている選手はコックスといって、艇の舵取りがその主な役目です。一見つまらなそうなポジションですが、力強いエンジンとなる漕ぎ手とスマートなボートを操って、水の上を滑る感覚はまさに「水上のF1ドライバー」といったところでしょうか。特にクルーのチームワークをまとめ上げて、相手との駆け引きに勝った瞬間は最高です。

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