清陵端艇部への新艇購入募金 趣意書


謹啓
 旧制諏訪中学に端艇部が生まれて、すでに一世紀。艇庫が島崎川河畔に移転してから早や四分の一世紀が過ぎようとしています。
 この間、多くの先輩・後輩方は、よき伝統を守り自主独立の精神の下に心身を鍛え抜くオアズマンシップを養ってまいりました。
 1950(昭和25)年、初めての対外遠征としての国民体育大会出場を皮切りに、幾多の大会、競技会での成績は目を見張るものがあり、特にインターハイでは一九八一(昭和五六)年の男子シェルフォア優勝や、1996(平成8)年の女子ダブルスカル準優勝など、未だ記憶に新しい活躍ぶりでありました。
 そして現在は、数年間の低迷期から漸く脱却し、現役部員は男女あわせて二十七名を数え、その成績も2003年度の国体では男子舵手付クオドルプル(現高校ボート競技の四人漕ぎ種目)で7位入賞、女子も同種目でインターハイ準々決勝まで進出し、来年度は両クルーとも更に上位入賞を目指して張り切って猛練習に励んでおります。
 しかしながら現在端艇部が所有するクオドルプル艇は、1994年に購入したものであり、すでに10年を経過しつつあるのが実情で、練習の都度、修理・改良を重ね、いたわりつつ大事に使用してはいるものの、県も学校も実態は理解しながらも、未だ改善するための財政面での配慮をするに至って居りません。現役学生諸君の盛り上がりに更に勢いをつけるためにも、我々としては見て見ぬふりをするわけにはいきません。
 今回、新艇とほゞ同様な艇の紹介があり、その購入費は一艇壱百万円(通常は150万円程度)とのことです。これを来春の湖上練習までに調達し、夏のインターハイ・国体で上位の成果を期待するためにも、この際皆様方に応分のお力添えをお願いすることとし、男/女用クオドルプル2艇分の『弐百万円』を募金目標とさせて頂くことと致しましたので何卒よろしくお願い致します。
 諏訪清陵高校同窓会の皆様、漕陵会会員各位の益々のご清栄を祈念致しますと共に、今後とも物心両面からの御厚情を賜りたく懇願申し上げる次第であります。
謹白
平成十五年十二月吉日

      発起人

諏訪中漕陵会 代表    山崎 壯一 (五十一回)
長野県ボート協会 顧問  河西 勇  (五十五回)
諏訪漕陵会 会長     濱  和彦 (五十六回)
長野県ボート協会 副会長 中島 伸一 (五十九回)
漕陵会六二 代表     石城 祐吉 (六十二回)

なお、御寄付は一口壱万円とし、原則振り込みとさせて頂きます。
 【振込先】八十二銀行 諏訪支店 普通 875569
「清陵高校へボートを贈る会」宛

また、この件のお問い合わせは、左記にて承ります。
〒392-0012 諏訪市四賀 2882-5 現清陵端艇部コーチ 平林 幸哉(90回)
電話 0266-53-3995 E-mail:
〒392-0001 諏訪市大和 1-16-23 五一会幹事  大堀 京一(51回)
電話 0266-58-5008 E-mail:

※なお、上記の趣意書では御寄付1口1万円となっていますが、もちろん少額でも大歓迎です。多くの皆様にご賛同・ご協力いただければ幸いと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

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