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ボート日本代表に諏訪湖育ち4選手

アジア選手権
ジュニア以外では十数年ぶり
ボートの第7回アジア選手権(30日〜11月2日、台湾:宜蘭)の代表メンバーに、諏訪地方出身の大学生4人が選ばれた。ジュニア部門以外の日本代表に県出身者が選出されたのは十数年ぶり。諏訪湖で育った選手たちの国際舞台での活躍に期待が高まっている。


代表に決まったのは、男子の岡西正明(中大、諏訪清陵高出) 池田竜雄(同、岡谷南高出) 金子明(明大、岡谷南高出)、女子の岩本亜希子(早大、岡谷南高出)の計4選手。
男子は9月の合宿を通じて選考された。全日本選手権チャンピオンの中央大エイトの主力である岡西、池田両選手はその力が認められ、金子選手はチームボートでの実績こそないが、ひたむきな努力実力は国内トップ級。念願の代表入りを果たした。

女子の岩本選手はダブルスカルで全日本選手権、全日本軽量級、インカレと主要大会を連勝中。9月末の選考レースも制し、大学1年にして代表の座を射止めた。昨夏の世界ジュニア代表にも出場した逸材で、大学入学後も順調に伸びている。

代表は男女合わせて13人で、シドニー五輪などを視野に入れた若手中心の編成という。岡西、池田、金子の3選手はエイトで、岩本選手はダブルスカルで出場する予定だ。

県漕艇協会の中島理事長は「高校時代に諏訪湖で鍛えられた選手が一度に4人も選ばれてうれしい。自分のペースをしっかりと守り、経験が次の目標に生きるように頑張ってきてほしい」と期待している。

<1997/10/12付 長野日報より>
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