地元紙からのトピックス

青春の「端艇部」50年ぶり再結成

清陵高OB 65歳の8人
来年は大会出場 練習開始
青春時代の6年間苦楽を共にした諏訪中学(現諏訪清陵高)端艇部メンバーが、50年ぶりに再結成、来年のマスターズレガッタ、ねんりんピック出場を目指して練習を始めた。

メンバーは1945年諏訪中学に入学した51回生の関光雄、大和広人、山崎壮一、宮坂祐次、酒井和悦、小林宏臣、小松良樹、大堀京一の皆さん。8人は入学時は諏訪中、卒業は清陵高の時代に合わせて6年間在学、戦後本格的に対外試合に参加した最初のチーム。49年に名古屋で開かれた全国高校漕艇選手権大会、翌年は第5回名古屋国体に出場した。

昨年、端艇部後輩が愛知県で行われたマスターズレガッタに出場、一部メンバーが観戦し、実際にオールを握ったことから、青春時代の熱い思いがよみがえり、全員に呼び掛けて一気に再結成が実現した。宮坂さんは「ボートをこぐことで忍耐力と根性が養われ、その後の人生の精神的主柱となった。仲間は地元や東京で現役で働いているが、今年でみんな65歳。青春を燃やしたボートをこれからは生涯スポーツとして楽しむことを誓い合った」という。

当面の目標は来年のマスターズレガッタとねんりんピック出場と決め、体力づくりを個々で進めながら、月1回の練習を諏訪湖で始めた

<1997/9/29付 長野日報より>

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