がんばるゾウの戯言 8月号


| 翌月号をみる | 先月の『戯言』をみる |
2000/08/29 ようやく更新
週末はパソコンを持ち歩かなかったので、戯言はメモ書きストックしてました。まとめての更新でスミマセン。

2000/08/28 不体裁
・・・それわ、曖昧かつ恣意的な権力を振りかざすために使はれる某規則の用語。『ボートを漕ぐのに大事なのわ外見じゃなああーい!』と声を大にして言いたいぞ、ボクわ(`_'X)。[←注:かなり怒ってます、これわ]
詳しくわFATHLETEにでも載っけてみますか・・・そのうちネ(笑)

2000/08/27 がんばるゾウ的お気に入りで症
独断と偏見による、インカレ2000の好クルー特集
【素晴らしすぎるで症】
龍谷大W2x
龍大はW4+も素晴らしかったけど、2xの切れのあるリズムとバツグンのストロークスピードは文句のつけようがありませんでしたね。たぶんパワーだけなら早稲田が頭一つ抜け出ていたと思うんだけど、それを寄せ付けなかったのは見事。タイムも◎。応援していた早稲田も東北も勝てなかったけど、あの龍大なら「相手の漕ぎが素晴らしかった」と素直に賞賛できますよ。(今までは結構「なんであんなところに負けるんだ?」って思うことの方が多かったので・・・'96IHとか^^;)
今回のレベルなら全日本の時ほど実業団との差もつかないでしょう・・・甘いかなぁ??

【これもボートの原点で症】
明治大M4-
6月の全日本M2-優勝メンバーのバージョンアップクルーで、モリモリ健在!って言う感じの漕ぎが印象的デシタ。イメージとしては一見、上記龍大の対極のようにも思われますが、実はともにロウイングで最も大事なポイントを非常に良く表現できているんだと思うんですよ。若手ホープとしてナショナルチーム経験もある金子選手(5年)も学生最後のレースで初のインカレ制覇。印象的でした。

【小艇作戦成功で症】
北大M2-
国立大が最も苦手とする小艇のタイトルですが、今年は北大がやってくれました! 日大をかわしての優勝は素晴らしいですね。(ちょっと去年のW2-を思い出してしまいました。)毎年こうした種目が一つでもあるってことは、国立大もまだまだ捨てたモノじゃないってことです。きっと・・・ でも毎年一つだけっていうのはちょっと寂しいので、どうせならもう少し増えるといいなー。良い意味で国公立も私立も切磋琢磨できるような感じになって欲しいものです(理想はね)。
P.S.杉藤コーチもこれで続投確定??ヨカッタ(^^)

明治大学
総合力での勢いを感じたのは、何と言っても明治でした。5種目決勝の快挙は3,4年前の早稲田、昨年の東北大を彷彿とさせるものがありました。日大や中央が総合上位に入っても「ふーん、そうかぁ」くらいしか思いませんが、明治だと「え?どうしたの?」って感じ。最大の成功要因は、エイトにこだわらなかったことでしょうね。
こういう考え方は、某地方の大学チームには是非とも見習ってほしい部分ですナ。あ、でもそれをソックリそのままマネすればいいってことじゃないので、誤解しないように。
(別にエイトにこだわることが悪いという意味ではないです。でも少なくともOBを含めた外野が現役に「エイトで勝て」などと言わなくなれば,もっと日本の大学ボートは良くなる気がするなぁ。)

【もっと頑張りま症】
え"?ここに書いちゃっていいのかなー??
やっぱ、やめときます。(メメ) 

2000/08/26 丸の内線の恐怖
終電には気を付けやうね。
by ぽんぽこで盛り上がりすぎて、ぎりぎりで乗り過ごしたおばかさん

でも、中央線は動いていてらっきー!でしたのさ。ちゃんちゃん。

2000/08/25 全部残ってます!
本当は明日の早朝戸田入りの予定が、諸処の事情により今晩から東京来ています。(パソコン持ってきてないので、これを更新するのは週明けになるけど)
今年は応援に専念できる体制で臨んでいるんですが、その甲斐あってか清陵卒業生はすべて準決勝進出! うーん、すごいぞみんな。特に東工8+のてっちゃん(最終日進出確定)と、シングルの下鳥君、よくがんばりました! ぼくわうれぴいゾウ。

2000/08/24 木を見て、森を・・
インカレ始まりました。もう仕事なんて手につきません(?)。個人的にはいっぱい応援したいクルーがあるんですが、同時にそれはかなりの矛盾でもあったりしてマジで困ってます(笑)。
各大学のサイトでも結果が載りはじめました。早稲田サイトの"NOW W.U.B.C(E-MAIL VERSION) 2000/8/24"にはこんなコメントが・・
男子エイト予選
「今年は油断大敵」
比較的強豪がバラけた今年のエイト予選。早稲田も組がよく、・・・
う"ーーーーん、あの組み合わせ、どこが「強豪がバラけ」てるんでしょ?(^^;
抽選会場でもD組の組み合わせ聞いて、どよめきが起こっていた(関係筋情報)というのに・・・。過信と自信は別物。

2000/08/23 組み合わせの妙
予選組み合わせ速報:神戸v.s.まりりん そしてきょんきょんv.s.ちなっちゃん といういきなり注目の対決。
no.15
w2x 予選C 9:50
 1 神戸大
 2 共立女子大
 3 山口大
 4 早稲田大
 5 東海大

no.18
W2×  予選F 10:20
 2 東北大
 3 明治大
 4 静岡産業大
 5 滋賀大経済
エイトも、中央v.s.東北v.s.法政 らしいし・・・。面白そう!(見る方は)

それにしても、さっさと組み合わせ結果くらい載せましょーよ>にちぼさん

2000/08/22 開幕前に書かなきゃね、コレわ
木曜日からインカレ開幕。今年は「どのクルーを応援すればいいんだぁ〜??」と頭が爆発寸前で夜も眠れない日が続いて・・・いるわけないぢゃん。でもホントに複雑な心境。
まったくクルーを見ていないので、勝手な思いこみ予想ですが、こういうのは開幕前に書いておかないといーみないぢゃーん(みっちー風)、ということで独断と偏見予想しておきましょう。(一部種目だけでごめんなさい。だって他の情報ないんだもん)

M8+
日大、中央大の2強は揺るぎない・・・かな?(客観的・世間一般的見解) 日大の方がポテンシャル高いかもしれないけど、しんぺー君が復帰した中央は期待できそう(なにしろそれまでの整調が整調だし??ウソ)。仁もそろそろ結果を出して欲しいし・・・などと書くと、○○に怒られるので、もう少し書くと、決勝進出候補は法政と東北でしょうかね。東北のタフガイには大いに期待。やはり国立大の☆ですから・・・(決して贔屓目でなく)。某コーチ(超有名人)に「インカレのマークは東北」と言わせるだけのことはありますよ、きっと?(笑)。その期待に応えてあげましょう。

W2x:
これがまた大いなる悩みの種。
決勝候補は、早稲田、東北、龍谷、日体。コレに続くのが神戸、慶応あたりかな? 優勝はズバリ!・・・と言いたいけど、うーーーーん、困った。本当にコマッタ。勘弁して下さい。とりあえず応援するのは東北・早稲田・神戸(順不同)なんですが(笑)

W4+:
以前、このコーナーで豪語した手前、神戸大を応援します。龍谷は速そうだけどね。

今年も暑い夏を期待しています>出場チームのみなさん
んーーーー、明日から仕事が手につきそうもない・・・<かなり重症(?)やね、これわ(^^;

2000/08/21 息抜きしてました
ちょっと更新サボると、アッという間に日が経ちますな・・・(笑)

長野県の夏休みはもうおしまい。清陵のみんなはテストに追われている頃でしょう。さてさて、新人戦に向けたプランを練っていたんですが、ここで問題になったのが、端艇大会の練習サポート。9月の半ばまで放課後は毎日、各クラスの練習に付き添うのが部員のお仕事になります。昔、部員がたくさんいた頃はクルー毎に分担できたんですが、今や部員総出でも人手が足りない状況がツライ。(;;)
もともと清陵は、この時期の陸トレを中心とした練習量が確保できていない、という問題があるんですよね。以前から。特に1年生はこの時期に他校との差が付いているんじゃないかなぁ。まあ、いろいろ文句を言っても何も解決しませんね。「端艇大会の練習があるからしょうがない」と諦めるか、「だったらその分を何とかしよう」と前向きに捉えるかが大事なんでしょう、きっと。

2000/08/16 偉大なる・・
ブロック予選が終わり、こーさんが引退。清陵端艇部も次の世代にバトンタッチ。新ぶちょーのミッチー、ガンバロウな!

さて、昨日に引き続き「五輪とニッポン」。今日は瀬古俊彦さん。あの「幻のモスクワ五輪」の話です。(今日は引用ナシね)
 ボート、モスクワといったら「たった一人のオリンピック(山際淳司著)」の津田さんがあまりにも有名ですが、僕が真っ先に思い浮かべるのは、そう、岩波さんです。

 高校に入学した頃、諏訪湖のシーズン開幕を告げる諏訪湖ロングレース(釜口水門-初島-下諏訪艇庫:8km)で、高校生の舵手付フォアと最後までデッドヒートしていたシングルスカル。それが岩波さんでした。まだボートのことを何も知らない僕は、付フォアと同じスピードのシングルスカルのすごさが全然わからなかったんですけどね(笑)。
 その後、その岩波さんがあの「幻の代表」だったことを聞かされ、高校生の自分とはかけ離れた遠い存在だと思っていました。

 泣かず飛ばず(!)の高校時代を経て、なぜか大学でも悪い先輩に捕まり、就職でUターンしたら「コックスが足りないんだょぉ」と頼み込まれ、最初は地元の某クラブでヒョコヒョコ舵を引いていたのですが、ひょんな事から国体の選抜クルーを組むことになって、そのまま5年ほどコックスしてました。選抜クルー2年目。それまでシングル一筋だった長野の王者・岩波さんとフォアを漕ぎたいというクルーの熱意もあって、国体にフォアで臨むことになりました。「あの岩波さんと一緒に」という感激。こんな日が来るとは夢にも思いませんでした。この年と、翌93年はメンバーにも恵まれ、国体では連続して決勝に進出。優勝こそなりませんでしたが、岩波さんの前でラダーを引いた2シーズンというのは、僕自身にとっては、いろいろな面ですっっっっっごく成長できた時期だったと思っています。それもこれも岩波さんという偉大なオアズマンがいたからこそ、です。経験豊かなトップ選手と漕げる機会、これは高校や大学のチームでは得られない貴重な経験です。普通のクラブチームでもなかなかないでしょう。

 人間は歳をとれば衰えていきます。誰も例外ではありません。当時にしても岩波さんは、「まだ漕いでるの?」と誰もが目を疑う存在でした。そして確かに技術的な部分や、トレーニングの組み立て方、リギングの理論など、細かい部分で考え方の違いはありました。しかし、ローイングの根底に流れる「勝つことへのこだわり」や「ローイングを心底楽しむ」感覚は、現代のトップ選手と何ら変わることのない、いや豊かな経験の分だけ磨き上げられたものがあるなぁ・・と、僕は思っています。

数年前の国体で、岩波さんの乗るダブルに向かって「○○○!(ちょっとここでは書きたくない)」と罵ったクルーがいました。(まあ、レースの後お詫びに来てはいたんですけど) そういう感覚でしかベテラン選手を見れないというのは悲しいことです。もし自分が岩波さんの歳になっても同じだけのパフォーマンスでボートを続けていられるか?と考えたら、そんな「○○○」なんて言葉はゼッタイに出てこないハズです。

さて、「ボート」「モスクワ」から長々と書き綴ってしまいましたが、岩波さんは、また今年、国体本選に登場します。まだまだその力はあなどれませんよ。それだけでなく全国各地に、岩波さんに続く「強いベテラン」が現れつつあるようで、これも日本ボートにはプラスなのかなぁ、と勝手に想う今日の新聞記事なのでした。


上の話と何も関係ないんだけど・・・
ボート界のヒロスエ」って何?? 単に早稲田ってだけぢゃん!さすがスポーツ紙(笑)
・・・それにしても田瀬湖は涼しいの? じゃあ去年のインターハイは何だったんだぁ?(かなり羨ましいモード --;)

2000/08/15 水連だけの問題?
朝日新聞に今日から連載されている「五輪とニッポン」に長崎宏子さんが登場されていました。ちょっと面白かったので引用。
[前文省略]・・・
−千葉すず選手がシドニー代表からもれたことを不服としてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴した問題は、日本のスポーツ界に衝撃を与えました。長崎さんは二度五輪に出場し、米国留学も経験。日本オリンピック委員会(JOC)の職員だった時期もあります。千葉選手と日本水泳連盟の両方の立場がわかる存在です。
「水連はハード、ソフト両面で問題があります。ハード面ではCASが指摘したように、選考基準を明確にしていないこと。米国方式の選考会での上位二名というシステムは、わかりやすい。しかし、実績と将来性を加味する日本方式が、必ずしも悪いわけではない。実績、将来性を考慮するなら、そのことを選考基準に入れ、事前になるべく具体的にアナウンスすべきです。ソフト面の問題は、水連に時代の流れを感じる能力がないことです」

−スポーツを取り巻く雰囲気が変わってきているのに、それに気づいてないということですか。
「そうです。例えば大学選手権で選手紹介のパンフレットに犬の写真を載せた学校があった。古橋会長が激怒して、ペナルティーを科したことがありましたね。『そんなの、いいじゃない』というのが今の感覚じゃないですか。権威を振りかざして言うことを聞かせようという発想は、時代感覚とずれています。だから千葉さんの問題でも、アカウンタビリティー(説明責任)を放棄しても平気でいられる。コーチが水連に嫌われると選手が嫌われる。そのクラブからは、日本代表に選ばれにくい、ということが、私の現役のころからありました。体質を変える努力が必要です」 ・・・・[以下省略]

(引用文中の強調・黄色表示は私の方で勝手につけたものです)

さて、これを読んでみなさん、何を感じますか?
σ(^^)の思ったこと・・・「水連を別の団体に読み替えても結構あてはまってるような・・・?」

エントリー手続き、ユニフォーム統一・サングラス着用、そして(国産)規格艇・・・挙げはじめたらキリがないですけどね(笑)

2000/08/13 応援ありがとうございました
ブロック予選、無事に終わりました。昨日は「台風でレースができない場合は、理事会の判断を仰ぐ」とまで言われていたのですが、フタを開けてみれば天気はまずまず。懸念された南風は吹かず、なんとかレースのできるコンディションとなりました。
今年は同じ北信越の富山で本国体が開催されるということで、ブロック予選は諏訪湖での開催。実は一昨年も津川の増水で予選会場を諏訪湖に変更したことがあり、「なんか諏訪湖のブロック予選、多いなぁ」というカンジ。
長野県勢の本国体出場クルーは、だいたい私の予想通りでした。昨年の3クルー8名を大幅に上回る5クルー18名の選手が富山への切符を手にしました。結果はほぼ実力通りといって良いでしょう。少年男子のダブルスカルが1レース目で2位になった時は「予想以上のデキだ」と思ったんですが、やはり甘くなかったですね。力のあるメンバー(北信越総体M1X優勝の北野選手)を乗せた石川クルーに対して油断があったことは否めません。2回勝負のメンタル面は今後の課題です。

それにしても福井は相変わらずデスな。結局全種目の出場権を獲得して帰っていきました(関係者は「当然の結果」と思っておられるでしょうが)。でもたぶん今年は地元富山の方が上位に来るというのが僕の予想。はてさてどうなることやら?

余談:なんだかんだいっても、地元のレースというのは楽ですね。やっぱり地の利というものはあるなぁと実感。今日は多くの卒業生が応援に駆けつけてくれました。どうもありがとうございます。そしてみなさまオツカレサマでした。

もひとつ余談:お気に入りのスケルトンデヂカメが諏訪湖に・・・・なんとか救出したけど、もうダメかも(TT) かなぴいデス。

[8/14追記]裏蓋開けて乾燥させたら、、なんと復活しました! さすが安物。構造がシンプルなだけに壊れにくい?? ますます愛着が湧いてきました(^^)

2000/08/12 忘れた頃に
SO502iげっと〜w(^^)w
でも全然使いこなしてない.

2000/08/10 オリンピックもタイヘンですね
世界選手権を終えて帰国・帰郷した岩本選手ですが、新聞報道によりますと、知事を表敬訪問したりなんだかんだとお忙しいようです。(ちなみに知事と言うのは「ミズスマシ発言」で話題となったアノお方・・^^;)。

それはさておき、長野県ボの方にも掲載してますが、明日、諏訪市文化センターにて岩本選手の壮行会、RAKO華の井ホテルで懇親会が開催されます。身近なオリンピック代表に会えるチャンス(?)です。お近くの方もそうでない方も、是非応援に駆けつけましょう!
ちなみに懇親会は会費\3000だそうですが、高校生は(ミッチー情報によれば)無料の大盤振る舞いとのこと。これを逃す手はありませんぜ、高校生諸君!

2000/08/09 黒こげのへぼコーチ?
一昨日、インターハイから戻ってきました。じつは・・・下呂よりずっと近いし涼しいしイイじゃん!と思っていた某宿舎はトラブル続きで参っちゃいまいたよぉ〜、マッタク!。水道は汲み上げポンプが壊れて、ボイラーのオイルが混じったり(マジで飲めなかったっす)、停電でまっ暗闇の中で夕食だったり・・・
うーむ、世の中甘くないなーと痛感。

それにしても腕と足は黒こげ状態。まったくお肌にワルいよ、これわ・・・

以下、まとまってませんけど、インターハイのインプレッションです。全くの独断と偏見で書いてますが、それは最初からこのページのお約束ですのであしからず。

男子舵手付フォア:選抜の覇者、宇和島東も粘りましたが、勢いで宮川が制しました。男子のダブルも含め、今回は宮川高校の勢いを感じましたね。長野県勢とは今まで何度も対戦して悔しい思いをしている(!)ので、ちょっとフクザツな心境なんですが、この活躍は素晴らしいデス! 他の顔触れでは佐世保高専が頑張りました。個人的には準決勝の南稜高校、素晴らしい追い込みでした。決勝でそれを見せて欲しかった。

男子ダブルスカル:東海勢(静岡、三重、愛知)の上位独占はスゴイの一言(富山IHのM4+を思い出しました)。地元岐阜がいないのはちょっと寂しかったけど・・・ 新居、宮川は昨秋からズバ抜けた存在でしたが、順調に夏まで持ってきましたねぇ。ただこれに続くクルーはレベル的には団子状態で、なおかつそれほど高いレベルではなかったように思われました。実際どこが決勝残ってもおかしくない状況だった気がします。岡谷南もポテンシャル的には他のクルーと大差なかったと思うんだけど、準決勝はカタかったですね・・漕ぎが。こういう場面でプレッシャーを乗り越えて「自分の漕ぎに集中」できるかがポイントなんですけどね。どうも最近長野県勢は、全国のレベルを「手の届かないもの」と心のどこかで思いこんでしまっているなぁ、という気がします。

男子シングルスカル:優勝の日田林工・林をはじめとして、好クルーが多かったように思います。ダブルスカルよりも全体のレベルは高かったんじゃないかなぁ。世界ジュニア代表がいない中ではありましたが、林、岩瀬、塩見の3強に丸橋・清水は(予想通り)順当に決勝進出。これに続くのが旭丘の中江だと読んでいたのですが、洲本実業の山口選手が見事に決勝進出。『元気の良い』漕ぎが非常に印象的で「いいなぁ」と思いました。細かなテクニック云々でなく、高校生ボートの原点って感じで非常に好感持ちました。(漕ぎを見ただけの印象ですけど)

女子舵手付フォア:優勝の八尾クルーは一目見て「デカい!」という印象。北信越総体の時も見ているハズなんだけど、あんなにデカかったっけ?って感じ。漕ぎとしては美方や浦和一女の方がうまいなぁ、と思ったんですが、後半力強いストロークで両校を突き放して優勝。3年前の舞鶴IH以来・・かな?

女子ダブルスカル:予選から見ていた感じでは「佐沼が有力かなー」と思っていたんですが、優勝は今治南。2人の動きが思いっきりズレているのに、力強い水中で優勝をさらっていきました。佐沼の応援団は準決レースを見て「こりゃダイジョウブだなぇ」と喜んでいましたが、個人的には「インターハイそんなに甘くないんですヨ・・」と密かに懸念していたんですけど・・・それが現実のものとなってしまいました(ちょっと4年前を思い出していたりして・・)。

女子シングルスカル:女子のスカル系が強いチームは最近ハッキリしていて、特に宮城・佐沼、愛媛県勢はすごいなぁ、と思ってます。日田三隈高なども5年ほど前は、「右も左も分からない(失礼!)」ようなクルーだったのに、今やスカル系では全国トップクラス。ご指導されている先生方には頭の下がる思いです。こうしたトップレベルチームに必ずと言って良いほど共通するコト、それは優秀な指導者だというのは今や周知の事実。う・・ということわ、某○訪○陵のコーチはやっぱりへぼへぼなんでしょね?(;;)

最近は高校ボートも勢力地図が毎年大きく変わっていて、一昔前の常識は全く通用しなくなりました。こうした流れに乗り遅れないよう、かつ巻き込まれて翻弄されないようにしっかりと進むべき道を着実に歩んでいきたいなぁ、というのが今回感じた長野県にとっての最大の課題です。はたして来年は・・・??

2000/08/03 うれしいメッセージ
インターハイ会場入りして3日目です。今年は、現地情報をメールで卒業生に発信する試みにチャレンジしています。メールの使える卒業生は延べ70名を越えており、より多くの先輩方に現役部員の活躍を知ってもらうには、非常によい手段といえましょう。

現に、情報発信を始めてから、大会に出場する小泉選手宛に多くの応援・激励メールを頂きました。こうしたつながりが気軽に築けるのもインターネットの素晴らしさなのでしょう。

明日からいよいよレース開幕。皆さんも全国の高校生の活躍に注目を!

2000/08/01 げろげろ〜
インターハイ、現地入りしました。今年は岐阜。ギフのボートといえば川辺。でも宿舎が・・・さすがに全国規模の総合大会ともなると、他の競技で会場周辺の宿舎が満杯、ということで、マイナー漕艇競技の選手は60kmも離れた下呂温泉へ。地理的な制約でやむを得ないのは分かりますが、「選手がベストパフォーマンスを発揮できるように」という配慮があるのかなぁ?と思う部分は正直言ってありますね。(実行委員会の大変なご苦労には頭の下がる思いですが、それとこれとは別問題。みんな同じ条件なんだから、というのも話のすり替えですよ。『どの県にも不公平感のないように』と言う配慮は大事だと思いますけど。)
今年の長野県は、大会実行委員会の配宿をお断りして、自前調達になりました。白川町の人里離れた山の上でボートのことだけに没頭できる?仙人のような生活を送る1週間になりそうです。
山の上で朝晩は非常に涼しく快適なのですが、非常に重要な問題発生!
なんと、ケータイが使えません(笑)。DoCoMoは上の階だと辛うじてアンテナ1本立ちますが、データ通信は不安定すぎてプロバイダへの接続は使い物になりません。IDO(au)は全くダメ。J-PHONEもほとんどNG。宿舎にはグレ電もナシ(それ以前に一般回線用モデムを持って来なかった..シマッタ!)。唯一"i-mode"のみが辛うじてつながるので、メールのチェックだけはなんとかできている状況です(でもかなり不安定で、アンテナ立つ場所を選ばないとダメ)
うーむ下呂ならこういうことはなかっただろうに・・とはいうものの、「下界」におりれば問題は解決するので致命的状態ではないのですが。ま、たまにはこういうのもいいかなーと前向きに考えることにしました。こういう時こそプラス志向、Positive Thinkingデス(^^)

余談:実行委員会の配宿を受けていない県、他にもいるはずだ、と思ってたらいました。やっぱりいました。 強豪・愛媛県、遠来の沖縄県。それから同じ東海ブロックの愛知・三重県。東海2県が下呂に泊まってないのは、なんとなく納得できますねぇ。(愛知なんて自分のところから通った方が近いんじゃないかなー?^^;)


|| 戻る ||
Copyright(C) 1997-2000 @rowing.gr.jp project